つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

バルセロナ旅行記3:コロニア・グエル教会地下聖堂

2019-01-24 14:19:15 | おでかけ

バルセロナの街を離れて、鉄道で気持ちのいい田舎へ出発。

目指すのはガウディのコロニアグエル教会、地下聖堂。今回の旅行で絶対に行くと決めていたところ。

最大のパトロン、グエルさんの持つ繊維工場の従業員のための工業コロニーで、街全体が作品です。

約20年前、真夏にこの教会を訪れたのですが、鉄の外扉がかたく閉まっており

地団駄踏んで帰った場所でもあり、これはリベンジ。

気持ちの良い無人駅からの町への道。

いつか行くんだと決めて、扉シリーズとして当時開かなかった扉の絵も書きました。

 

教会は不況やパトロンが亡くなった事もあり、全体が完成する事なく幻の建築に終わりましたが、

聖堂の半地下部分が見学できます。

ここで様々な実験をして、その後サグラダファミリアの設計に生かされているらしい。

この花の窓、花びらがひらくように回転して開閉するのです。

周辺の19世紀末の町並みも素敵でした。

 

クリスマスイブだから?観光局のほとんどいないこの町で、日本人カップルに遭遇。

私のリベンジ話をすると、彼女たちは今パリからやって来たところで、

前回1度目に行かずに後悔して、この度2度目のベルサイユ宮殿がデモで見学できず、

いつかの日に3度目のトライをするそう。きっと感動が3倍だろうね。笑

 

↓ 往復の鉄道の中の手すり、蕾みたいに四方にふくらんでいて、みんなでつかまれていい!

 さてさて、市内に戻り旧市街を適当にホテルまで歩いたら、迷路のような道で完全迷子。

おかげで美味しいタパス屋さんを発見して昼食にすることにした。

それでも好きなもの4種を選び、好きなドリンク、デザート付きで10ユーロ。

これはいい!!

 

また適当に歩き、パッと開けた広場が泊まっているホテルの前の大きな教会だった。

広場でトンボ飛ばしの練習ばかりしていないで、中も見てみようよ。と、ゴシック建築のカテドラル内部へ。

やはり、、、歴史を持つものにはかなわない部分もあるよね、と重厚で神聖な空間に酔い。

ヤシの木と緑しげる中庭と、アーチを見て、

頭の中になぜかピアノ、なき王女のためのパヴァーヌがずっとなっていた。

 

 


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