つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

電話してみた

2013-01-18 18:12:30 | 日記

どんどんやせていくおじいさんが近所にいる。

顔色も悪いし明らかに何か病気をしているようで、長い間良くなる様子はない。

 

悲しいのでできれば会いたくないのだけれど、バス停で今日あった。

息をのむ程またやせて、

それでも毎日時間をかけて杖をついて散歩をしている。

1年前は元気で威勢良く悪態ついていたのに、見ていて悲しい。

 

実は、実家の両親もいつ何があってもいいように、

ものの整理や、写真を撮ったりし始めている。

まだ60半ばだから気が早いかもしれないけど、気の早い父だし

大きな病気もしたし、いつか来る事をリアルに想像し始めたのかな。

 

大往生とはいえ、私はここ数年で高齢の親族が体調を崩し、

お見舞いにいき、

そして落ちくぼんだ目を見て、もう先はそう長くはないんだな、、と思う事があり。

死というものが前より無縁でなくなった。

 

93のおじいちゃんの時は、もう早くポックリいきたいなぁ、、ともらしていたのを

こうなったらもうちょい100までがんばってよ~

なんて元気なひ孫の顔を見せにいったりもしたけど、

でも、今はちょっとだけ分かるような気もしてきた。

最後の一年は、体も思うように動かず、忍び寄ってくる最期。

やっぱり、それが悔しくてしんどい様子だったしね。

いくつまで生きてもこわいものなのかな。

 

その近所のおじいさんは、

もともと挨拶しても返さないし、人に助けを求めなそうだけど、、

もう男の意地だけで一歩ずつ歩いている感じ。

 

それで、なんとなく今日は

実家に元気?と電話してみました。