つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

長い1日 

2011-06-13 22:24:06 | おでかけ
娘の昨年度のクラスの親睦会が、震災で延期になり先週末にありました。
せっかくなのでパパにお願いして1日自分の時間にしてもらって朝からでかけてみました。

朝一で美容院 → 銀座へ出て映画を1本 → 上野国立博で写楽展 → 飲み会へ!!
朝から出てたし、パパも疲れただろうから2次会は遠慮しようかとおもったのですが
ちゃんと飲んで帰りました。日付が変わってからふわふわ~っとね♪

つかれたよ。
だって昼間は映画で号泣したんだもの。
銀座シネパトスっていう古ーーーい映画館で「八日目の蝉」をみたのですが、
→ふふ。この魚市場かと思うような地下回廊に映画館がならんでいます。


上映も終了近いせいか、ちっちゃい映画館なのに混んでいて、
ど真ん中でコーヒーでも飲みながらと思っていたのに、げんなりの、最前列。
どうなっちゃうの??と思うくらい小さな画面が高~い所にあって、心配したけど
座ってみたら座席自体がけっこう後ろに倒れていて、プラネタリウムか!?と突っ込みたくなるような席。
その席で、もうね、馬鹿みたいに私は泣いてたよ。

まるで永作博美そのものの子育てを見るようで、
そして、子役のこどもがスゴく子供らしい普通の子でいいの。
(監督が子役はじぶんが何をやっているのか分からないくらいの年齢のこどもが良いと、やっと見つけた子役だそう)

反っくり返って泣いて止まらない授乳期の赤ちゃん、
3歳くらいの子がどんな顔して甘えるのか、母に怒鳴られるとどうやって泣くのか、
そういう時お母さんどういう気持ちか、しってるよ、私も知ってるよ、と涙があふれたよ。

たまたまうちの娘は翌日の日曜日、自転車の補助輪をとって練習をして、乗れるようになって家族で大喜びした。
抜けた歯もようやく生えてきた。
こんなにも毎日色んな事があるのに。
4~5歳までの出来事の記憶なんて、そんなにないね。
でも出来事は覚えていなくても、よく食べた味とか、匂いとか、毎日通った道とか、キラキラした景色は断片でも鮮明だったりもする。
不思議だわ。

そう思いながら瀬戸内の海の映像を見てまた泣けてきた。

お客さんは大人ばかりでなくて、中学生くらいの娘さんを連れたお母さんが割と来ていて、こういう映画を母娘で見るのはいいねと思いました。
ドラマ版とどっちが良かった?と聞かれますが
ドラマチックなエンディングはドラマ版。
映画はエピソードの端折りもありますし、エンディングも違います。でも終わり方は重要では無かったので私は映画の方です。


さて、感想がながくなりましたが、
写楽展の方は、会期終了近いので混んでいましたが、何とか駆け足で見られました。
でも、歌舞伎を知っていると2倍以上楽しいのかも。
今回は図録は買わずにポストカードを買って帰りました。
昔の人気役者の絵なので、現代のプロマイドってところでしょうかね。


上野はパンダグッズ屋さんがあちこちに出来ていて、子供たちにパンダ入りのスーパーボールを2個買って
駆け足で地元に戻り、カンパ~イ!!
楽しくて長い1日でした。