MIHOの旅

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ウズベキスタン旅行 その33 サマルカンド(12) ウルグベク天文台博物館編

2011-10-12 05:44:03 | ウズベキスタン旅行
ウルグベク天文台跡の隣に建てられた博物館は2009年にオープンしたため、新しい綺麗な博物館でした。
ちなみに写真はフラッシュが禁止。撮っても全然怒られません。

入口にはウルグベクの大きな肖像画。


ティムールは軍人として一大帝国を作り、ウルグベクは天文学、神学、歴史と学問、文化を重んじ、
ティムール朝のイスラム文化を開花させた人物。





ウルグベクの時代、ティムール朝は中央アジアおよびヨーロッパ、アフリカの一部まで
支配をしていました。




ウルグベクは既に紹介したグル・アミール廟に埋葬されていますが、ロシア人の研究により、
ウルグベクが断首されて埋葬された事が分かっています。
ウルグベクはイスラム信者に騙された息子によって殺されました。
以降、ティムール朝は衰退していきます。


こんなパネルが沢山並んで説明が書かれているのですが、
結局はガイドさんの説明を聞いて回ります。

ウルグベクは当時1年を365日6時間10分8秒と計算をしています。
今日では1年は365日6時間9分9.6秒とされていて、ほとんど誤差がありません。
ガリレオの登場する100年前で既にこのような計算がされていました。
驚異です。

又、1437年に完成させたウルグベク天文表は1018の星の軌跡を記録してあり、
後に弟子によってコンスタンチノーブルに持ち出され、ヨーロッパで翻訳され、
世界的に広まります。

また、ウルグベクの記憶力は驚異的であることも有名だそうです。
幼児期にコーランを全て暗記。
狩猟記録保管係がかなりの量が記載済みの帳簿を紛失した際に、ウルグベクは保管係を
読んで口述筆記をさせ、後に見つかった帳簿と比較したところ、数箇所しか間違いが
なかったとか。

後は説明を聞いたのですが、忘れてしまいました…
写真を撮ってきたのでアップだけしておきます…















































































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