Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

おばさん道はイバラの道

2017-09-20 20:36:20 | その他
先日、家の中を歩いていて壁の角に足の小指をぶつけて痛めた。
何年か前にもやった覚えがあり、その時は「骨折」。
以来、夏でも家の中でも靴下を履くか、スリッパを履くこと!と、ココロに決めていた。しかし、阿保は何度も同じ事を繰り返すのだ。
今回は骨折までとはいかないが(腫れ具合を診て勝手に判断。医者にいったところで、ギプスをするわけにも行かないし)痛み止めに効くという「フェイタス」(ドラッグストアの店員さん推奨)を貼って包帯をぐるぐる足の甲に巻いて普通に仕事をしていた。
2週間経っても痛みが続くので、いつも行く整体の先生に訳を言うと先生はなんとひざまづいて私の足の甲の一番幅が広い部分にテーピングして下さった。
”ひざまづいて”大切そうに私の足の甲を両の手で包んで下さるなんて…( ̄^ ̄)今、思い出しても嬉し涙がこみ上げて来そうになる…。
家族ですら 包帯を巻く私の様子に「あー、痛いんだよね、それ。」と言ってるだけで、巻きに寄ってくれる事もない。


オバさんになるとよその人から親切にされる…ということがまず無くなる。露骨に「何だババアか」とまるで汚らわしいものの様に早くどっかいけ扱いにされる事もある。
先日のサマーソニックだって、ステージを映すカメラマンが、観客の方にカメラを向けると、ステージ脇の巨大モニターにオーディエンスの群れが映るが、アップにされるのは若いオネーさんばかり。私は最前列で騒いでいてもスパッと無視され、まるで存在していない物のよう…。モニターの映像は若い女のコの弾けた笑顔ばかりで構成されるのだ。
盛り場を歩いていても誰一人声をかけルものもなく、中に入った広告によってはポケットティッシュを配る人にも避けられたりする。


オバさんは孤独だ。
でも、考えようによっては孤独は素敵なことだ。
誰にも邪魔されず目的に向かえるし、精神力が強くなる。
若い頃はこれでも少しはチヤホヤされた時代もあった。”若い”というだけでチヤホヤされるのだ。でもそんなのは四十路を向かえる頃に終わる。
50代に入ると自分の考える自分像と外からの扱われ方にギャップが激しくなる。服なんかもだんだん何が似合うのか何が着たいのか?も分からなくなってくる。
50〜60代って、難しい年頃なんだ。
でも、「孤独で当たり前」と、認識してしまえば少しは問題は解決に近づく感じもする。誰にも媚びなくてよいのだ。


足の小指がなかなか治らないので、お風呂上がりにサロメチールを塗って人差し指でぬるぬるとマッサージをして寝た。ただ湿布を貼るより大分よくなった。自分で自分を慈しむ…。これからはこれが大切なんだなぁ〜と、つくづく思った。

季節はもう秋。

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