Ring-A-Ding 日々ロック,R&B,そしてゴスペル〜💋

おばちゃんがココロに浮かぶ由無し事を、気ままにつぶやく。ロックな時間。

WE ARE THE CHAMPION

2017-11-26 13:31:25 | その他
テレビをつける度騒がれている大相撲暴行問題。
それほど相撲ファンでも無い私だが
たまたま出かける支度をして居た際に着けていたテレビで、白鵬VS嘉風の取り組みを観て居たため
「この先どうなっちゃうんだろう…⁈」という
漠然とした不安が胸にモヤモヤと湧いた。

確かにこのところの相撲界はモンゴル人力士勢の努力のお陰で盛り上がり、支えられていたと言ってよい状況だった。
その功績に重きを置かずに扱えば、国際問題に発展するとかいうようなモンゴル人側の言い分も出て来てしまうんだろうな。
今回の暴行事件が、なぜもっと組織内で、上手く解決が図られなかったのか残念でならないが、そういう風にうち内で解決されてしまう、普通のスポーツ界ではあり得ない角界の常識を貴乃花親方は1ミリでも変えたい、進歩させたいという思いがあるのだろうというのもわかる。

志茂田景樹さんのブログによると、むかーしも
協会側との対立で、決起した力士によるレボルーションが起きた事があったんだって(天龍事件とも言われるらしい)。


このままでは日本の相撲界はモンゴル勢に席巻されて日本の伝統的な様式は失われてしまうのではないか?
というのが、私のモヤモヤとした不安だった。
オリンピックのJUDOが日本の柔道とちょっと違うように、相撲も変わっていくのかなぁって。

話は変わるが、松井秀喜さんが現役のヤンキース時代、2004年のオールスターゲームに選抜され出場した時、ホームランダービーに出ないか?と打診された際
「僕が出たらビールが飛んでくる」と辞退したという話がある。
そんな松井選手はその後、紆余曲折あり、2006年試合中に左手首を故障。連続試合出場の記録が1768回で途絶えてしまった。その後124日ぶりに出場した試合では満員の観衆からスタンディングオベーションで迎えられるという風に周囲は変っていた。
さらに2009年にヤンキースはワールドシリーズで優勝し、その優勝に貢献した功績で松井選手は日本人選手初のワールドシリーズMVPを授与された。
ワールドシリーズで優勝したチームのMVPに日本人が⁉︎
私はこの日のテレビの放送を見ながら、仕事どころじゃなかったよ!感動で!

さらには、このメジャーリーグ現役の引退に当たってはニューヨーク・ヤンキースと1日限定のマイナー契約を結び、この日のレイズ戦の試合前にヤンキー・スタジアムのグラウンド上で引退セレモニーを行い、松井はヤンキースの一員として野球選手の生涯を終えている。

「ビールを投げられる」

多分薄々は日本人に対する差別的な空気と、アメリカ🇺🇸の国技の様なものであるベースボールに対するアメリカ人のプライドからそのように感じたのであろう…しかしそのように自ら感じられた選手の扱いが何故このようにまで変わったのか。
それはもちろん松井選手の努力の賜物には違いないが、それに加えて何を置いてもその「人格」だろう。
球界のジェントルマンと呼ばれるヤンキースの中でも、誰からもジェントルマンと評された松井秀喜さん。
それでも中学生の頃は、自分を敬遠する相手ピッチャーに、怒りの感情を露わにしたこともあったという。
その後の星稜高校時代の甲子園で社会問題にまでなった松井5打席連続敬遠はだれの記憶にもあるかと思うが、
その時の松井選手の表情は、怒りなど微塵も露わさない落ち着いたものだった。
数々の指導者に優れた人々と出会い、指導されたことも大きな幸運ではあったのだろうが、それを吸収する松井自身の「人格」が、素晴らしいものであるに違いないだろう。



WE ARE THE CHAMPION
を聴いてみる。
スポーツの勝利の場面で今でもいつも必ずかかる。
24日はフレディの命日でしたなぁ💧


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