「令和臨調 緊急提言」で日本再生なるか
「令和臨調」と言うのは聞きなれない団体だ。 経済界や学界の有志でつくる団体で、30日に初めての提言をまとめた。 今回の提言は平野信行氏(三菱UFJ銀行顧問)と翁百合(日本総合研...
森喜朗と岸田文雄の共通点と問題点
森喜朗元首相と岸田文雄首相との共通点は、二人とも「蜃気楼」であるということ。 やや離れて見ていると実態があるように見える。 しかし近ずくと鴨長明ではないが、 よどみに浮かぶう...
百田尚樹と橋下徹をどう考えるか
百田尚樹という作家の本は、少し肌合いが違うので一冊も読んでいなかった。 しかしユーチュブなどで、ロシアのウクライナ侵攻に関し百田、橋下論争が話題になった。 そこで「橋下徹の研究...
冬の山里を詠うーー西行、伊藤佐千夫、太宰治
冬の山里はだいたいさびしいものだ。 しかしそのさびしさの中に自由がある、思いがけない人の訪れもある。 さびしさに堪えたる人の又もあれな庵ならべむ冬の山里 西行 ...
自由民主党は保守で立憲民主党はリベラルなのか?
一般的には自民党は保守で立民党はリベラルと思われている。 しかし子細に見ていくとそうとも言い切れない。 保守とは、自国が昔から「伝統」として持つ美点や長所を将来も維持継承してい...
権力とメディアの関係を考えるーーー荒井首相秘書官更迭で
荒井首相秘書官が3日夜、官邸で首相答弁などについてオフレコを前提にした取材に応じた。 オフレコーーー報道しないことを条件に情報を提供されること 性的少数者や同性婚について、 ...
「無礼講」と「オフレコ発言」は日本の文化なのか?
酒の席になると上司によっては「きょうは無礼講で行こう」などという発言が出る。 地位の差や礼儀作法を無視して宴会を行っても良い、ということで結構くだけた宴会になる。 しかしこの発...
米国と中国の覇権争いの中心は「半導体」になる。
台湾有事で大騒ぎしているが、少し冷静に見ていたほうが良い。 基本的なところを抑えれば、日本も米国も台湾と国交はない。 ましてや軍事同盟もない。 ただ地政学上、台湾を何としても...
名なく位なきの楽しみ―――菜根譚を読む
リタイアした後、町内会の仕事をボランティアのつもりで5~6年ほどつとめた。 今の状態は、「名もなく位なき」状態だ。 私に文句を言うのはかみさんで、愛犬は少々吠える程度。 こう...
日本が陥る「男性原理強調」のわな
荒井首相秘書官が火をつけた性的少数者や同性婚への差別発言が波紋を広げている。 弱い男ほど「男性原理」の極端な強調をするようだ。 私のような戦前生まれの人間ならいざ知らず、若い人...