行雲流水の如くに

迷悶なき人には宗教は無用ーー健康な人に薬はいらないのと同じこと

「宗教は迷悶するものに安慰を与うるものなり。迷悶なき人には宗教は無用なるものなり」

哲学者、宗教家(真宗大谷派の僧侶)清沢満之

一般の日本人の宗教観はここまで突き詰めて考えてはいないようだ。

神社仏閣に参拝する人は多いが、「何かをお願いする」というケースが大部分ではなかろうか。

 

シュウメイギクとインパチェンス

 

日本人は薬を飲み過ぎるという。

なんとなく神社やお寺にお参りして「何とかなる」と考えるのと似通う。

食事や運動そして笑いに気を使い、なるべくクスリを飲まないようにしたいものだ。

 

枯れ葉を見かけるようになってきた。

朝日新聞 声欄  西村史さん

野の虫を追い、草花を観察し、流れゆく雲をながめる。

不登校の息子さんがこんな環境に身を置いて作った次の句が素晴らしい。

9歳の時に作った句が朝日俳壇に掲載された。

紅葉で神が染めたる天地かな

 

薔薇(レヨン ド ソレイユ)


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コメント一覧

megii123
9vs9qvsqさん、おはようございます。
宗教家も哲学者も到達するところは、同じなんでしょうね。
もともと何も迷うものが無ければ、宗教などは信じませんし哲学の道を志すことも無いでしょうから。

秋は朝晩の寒暖差があるせいか、色に深みが出るような気がします。

金融は資本主義の岩盤ですから最後まで死守するでしょう。
産業資本が筋肉とすれば金融は血液ですから止めるわけには行かないのかも。
もっとも最近では、プラットホームと言われるところがこの社会を支配するのではという説もありますね。

それにしても何となく鬱陶しい社会になりました。
アナログの穏やかな世界がいいのですが。
9vs9qvsq
「人間は求めている間は迷うものだ。しかして、迷う者のみを天使は救うことができる」
 これって、ゲーテだったかな? あまりに若いころに覚えたものなので、作者を忘れてしまった。
 相変わらず、写真が全部いーですねー。いつも拙ブログを覗いていただいて有難うございます。昨日の経済問題論文は今とても大事なものと考えていますが、これを修正する時代はまだまだ先のことでしょうね。人間史で8時間労働制が実現した時は、すごい困難な長い歴史がありましたから。公権力で金融本位資本主義を正すなんて、大変なことですよね。
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