
心もうきたつものは、春の気色。
昨日は気温が20度近くになり、雪解けが一挙に進んだ。 吉田兼好も春の方がうれしいようだ。 もののあはれは秋こそまされと人ごとにいふめれど、それもさるものにて、今一きは心もうきた...

自然から学ぶ
今日で庭の雪がすべて消えた。 今冬は例年にない大雪だったが雪がなくなるのは数日遅れただけだった。 木や草花たちにとってはコロナやプーチンは関係なさそうだ。 北海道の最高の季節...

「共感疲労」に注意しよう
このところ心がささくれ立つようなニュースが多い。 ウクライナの悲惨な状況がテレビで毎日流れ、そこへ知床沖で観光船が沈没した。 知床連峰が見える場所で生まれ育っただけに何ともやり...

春眠暁を覚える
私は生来寝つきが良いらしい。何時寝たかは自分ではわからない。 かみさんに言わせると、寝床に入ってから遅くとも5分以内に寝ているようだ。 ところが夜明けが段々早くなると目が覚める...

捨てられない生き方
「断捨離」などと言う言葉と共に「捨てる生き方」が主流になっているのだろう。 しかし「捨てない生き方」も悪くないーーー。 現役を退いてからもう15年以上たつのだが、現役の時に愛着...

毎日が初心ーーー老いの品格
毎日が日曜日だと、生き方の手抜きをしようと思へばできるが、そこで踏みとどまる自分がいる。 今は貝原益軒の言葉がすとんと心に落ちる。 老人は一日をもって十日として日々に楽しむべし...

春風を以て人に接す
この数日、良い天気が続き野菜苗の植え付けやバラの手入れで忙しい。 一休みすると、春の風が爽やかで鶯のやや下手な鳴き声が聞こえる。 「春風を以て人に接す」とはこんな感じか。 ...

林檎の花を楽しむ
北海道はこのところ良い天気が続いている。 まさに「五月晴れ」 クラブアップル(リンゴ)の花が開き始めた。 桜の花のような豪華絢爛さはないが、素朴な可憐さが好ましい。 つい、...

地産地消を楽しむーーーヨモギ団子、パッツァ、デージー、タイム
庭の周りの土手にヨモギが生えているのでヨモギ団子を作ることに。 ヨモギの若葉を採取してさっと湯を通した後、細かく刻んで白玉粉とこねる。 実に簡単だが野趣あふれるヨモギ団子に満足...

「花を愛する位の人間に悪人はいない」ーーー大隈重信
今どきの政治家は、花を愛するのだろうか? 寡聞にもそんな政治家の存在を知らない。 夜な夜な会食に励み、権力を愛することに人生を賭けていることは良くわかる。 大隈重信は、晩年メ...