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行雲流水の如くに

捨てられない生き方

「断捨離」などと言う言葉と共に「捨てる生き方」が主流になっているのだろう。

しかし「捨てない生き方」も悪くないーーー。

現役を退いてからもう15年以上たつのだが、現役の時に愛着のあった背広10着ほどがどうしても捨てられない。

ネクタイはもうほとんど捨てたのにだ。

 

おかめざくら

ようやく花を開き始めた。数年前に幹を野ネズミにかじられて痛々しい姿になったがよく頑張っている。

 

本も捨てられないものの一つだ。

しかし本を置く場所がなくなるので、やむなく「つまらなかった本」から捨てている。

捨てると言っても資源ごみとして回収してくれるので「心の痛み」は少ない。

 

北国にもようやく若葉の季節が。

 

年を取ると物忘れがしょっちゅうある。

そんな時に捨てずに残しておいたものを見て過去を思い出すことがある。

五木寛之は述べる、

成長の時期には、邪魔なものを捨てればいい。成熟するためには、いろんなものを抱え込んでいたほうがいい。

ぼくはそう思っています。

 

スイセン


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コメント一覧

dsnchar1
👍 楕円と円
megii123
楕円と円さん
なぜ捨てられないのか?
理屈で説明できないものがありますね。
ご指摘のように「分身」というか、背広を着ている時はある意味で「舞台俳優」を演じていたからかもしれません。

私も現役の時より10キロほど痩せました。
夜の会食は、仕事だったのか、それとも飲んだり食べたりすることが好きだったのか、いずれにしても不摂生でした。(苦笑)
dsnchar1
「行雲流水の如くに」さん>私も背広は捨てられずに残っているものがあります。分身のような気がするのか。
しかし、着ても身体にフイットせずダブダブ。
現役の頃は不摂生な生活で太っていたんだなぁとしみじみ(笑)。
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