マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

トラック脱輪事故

2008-04-13 08:54:30 | 古代史

トラックの車輪が外れ、バスの運転手が即死した。高速道路はこれだから恐い。自分がいくら注意していてもこんな事故は防ぎようがない。ろくに整備もされてないトラックが命がけで走り回り日本の経済の根底を支えているのだ。ジャストインタイムのおかげで、ギリギリのタイミングで、ギリギリのコストで骨身を削る。整備などやってるゆとりはないだろう。

豊かに見える日本も底辺での悲惨さはこんなものだ。

トラック会社の整備不良責任は当然問われるだろうし、監督が強化される事は間違いがない。我々が安心して高速を走れることは当然喜ばしい事だが、それ以上に、整備するゆとりが零細運送会社にないのも現実なのだ。

事故が起こるたびに法律が強化され、マスコミも当然の如く応援する。そのたびに零細な企業は存続が困難となる。仕方がないといえばそれまでだが、融通の利かない大手ばかりになると困るのは一般大衆じゃないのかな。

ところでまゆみさんがニギハヤヒと大物主が同一人物とは思えないと書いていた。私も古代史研究家として明確に意見を言いたかったのだが、実は私にもわからない。

日本書紀はそんなにわかりやすい物語ではない。私は日本書紀の神話部分の大半を高句麗と百済の建国神話だと思っている。だからニギハヤヒとは、神武が扶余から東征し、高句麗を建国したときの先住支配者だったと思う。しかし、大物主は三輪王朝の主であり、現実に日本にあった話だと思う。このロジックを解く事は困難だけれどゾクゾクするほどおもしろい。

違う場所で起こった事件、違う時代に起こった政変、それらを時空を越えて混在させた歴史書、それが日本書紀だ。これを編纂した人々は想像以上に賢い人たちだろう。

日本の成立の秘密は晋書にある。この晋書はなぜか日本語全訳がない。多くの人が解読しようと努力しているが簡単ではない。なぜ晋書が注目されてこなかったのか。それこそ日本を解く鍵があるからに違いない。やれやれ、歴史も楽じゃない。

韓半島には三韓、つまり辰韓、弁韓、馬韓があった。それがいつの間にか秦韓、慕韓、百済、新羅・・・に変わっていく。その歴史は正確に説明されていない。秦韓は符氏(匈奴)の国であり、慕韓は鮮卑の慕容氏の国ではないか。また高句麗の広開土王は別名、好太王は音読すれば、スキタイ王のことだ。韓半島はこのように五胡に占領されているではないか。

従来の歴史書のどこにそんな事が書いてある。ウソだらけではないか。真実が書かれている晋書が研究されると困るのではないか。

何も研究が進んでいないのに難しい事を書いて申し訳ない、頭がよければ原書でさらさらと晋書を読むんだけど・・・。まあ、一歩ずつ行くさ。