『神の憂鬱』
内容
ある夜のこと、車に乗っていた尊(及川光博)はオービスのフラッシュを浴びる。
速度も出しておらず、誤作動だと思われた。
角田課長(山西惇)は、尊の速度の出しすぎだと言うが、
話を聞いた右京(水谷豊)は、フラッシュが2回あったと聞き妙なモノを感じる。
そんななか帝都物産で転落死が発生する。
電子通信部の早乙女幸次(木川淳一)であり、状況から自殺と思われた。
ビルには以前産業スパイ事件があり防犯カメラが多数設置されていたことから、
伊丹(川原和久)たちが、映像を調べはじめたところ、
転落死した直後に走り出す車を確認する。
持ち主は首都警備保障の岩井裕也(永野典勝)だった。
首都警備保障。。。。警察OBが再就職の多い会社であり、
内村刑事部長(片桐竜次)らは、
伊丹、三浦(大谷亮介)芹沢(山中崇史)らに慎重な聞き込みを促すのだった。
先に連絡をしたあと、伊丹たちが岩井への聞き込みへと向かったが
常勤顧問で元警備局長の宇田川次郎(清水章吾)から、圧力を受けてしまい、
目新しい証言が得られなかった。
一方、米沢(六角精児)の鑑識へ向かった右京は、
監視カメラの映像を見て、奇妙なモノを感じるのだった。
なぜか、、、転落死した早乙女がビルの中をのぞいている!?
右京と、米沢が、現場へ向かい周辺を捜索し、、、ついに、“遺書”を発見する。
“全て身から出た錆び。あの世で自らの犯した罪を償います”
同じ頃、右京の監視を命じられていた尊は、、、呼び出しを受ける。
だが、何か、様子がおかしい。。。。
そんなとき、
大河内監察官(神保悟志)から、オービスの誤動作が多発している事実を知る
尊は、なにか思い当たり。。。警察庁警備局の後輩・伊達香(水野美紀)に、
尊が進めていた顔認証システムの進捗状況を聞き出そうとするが
どうも、歯切れが悪い。
やがて監視カメラの映像に、
転落死直前、岩井と早乙女が接触していた事実をつかみ
岩井への接触を図ろうとする右京と尊であったが見つからず
そこで、、早乙女関連で、、、その直属の上司・益田秀雄に話を聞くが、
あきらかに、様子がおかしい。
仕方がなく右京は、岩井の会社へと向かうと岩井はおらず、
宇田川に追い返されてしまう。
そこへ遺書が早乙女本人のモノと断定され捜査に行き詰まった伊丹たちが現れる。岩井がいないと分かり、右京とともに岩井の自宅へ行くことに。。。。。
と、、そこには、、、毒物によるモノと思われる岩井の服毒死体。
そして、、、尊と、伊達がいた。
その後鑑識も駆けつけ、
尊、伊達へも聴取をするが、機密事項があり詳細を答えない2人。
そこへ帰ってきた岩井の妻・はるか(大田沙也加)から事情を聞くと、
仕事の打ち合わせがあると言っていたと判明する。。。。伊達だろうと思われた。
大河内監察官からの聴取を受け流した尊であったが、
右京から、問いただされ、尊は全てを話し出す。
“FRS”防犯カメラ顔認証システム
警備局にいた時の尊と、そして岩井が進めていた仕事だった
全国にある330万台の防犯カメラ映像を利用し、
顔認証により、自動照合する機械的な24時間見あたり捜査システム。
だがシステムに不具合がありオービスの誤動作など事故が多発。
尊が完成期限延長を上司に求めたが、
その直後に、小野田官房長(岸部一徳)らを前に、
右京を調査するという名目“庁内S”として特命への強制的異動となった
と、尊は右京に告白する。。。。。。
そのころ、大河内は、警察庁のによる聴取となるところを、強引に引き受け
警察庁長官官房首席監察官・渡辺真澄(吉満涼太)を交え
伊達の聴取をはじめていた。
上司の警備局警備企画課課長・間瀬登(寺泉憲)のプレッシャーもあり
不具合があることが分かっていながら、続行していたことが判明する。
そして、2週間ほど前からFRSのテストをはじめていたと。。。。
一方、右京たちは、岩井の自宅PCから謎の指紋検出の報告を受け、
状況を全て伊丹たちに説明した上で、捜査を進めていく。。。。。
敬称略
↑
2時間SPなので、てんこ盛りである。
ま、、だいたい、、4割くらい。
一部、ワザと入れ替え、追記していますので。
物語は、SPならではの大ネタですね。
途中で小野田が言っていたように、
日本版CIA、日本版FBIなどと並ぶ、、と言うか
根本的な、警察システムに突っ込んでいったと言うべきでしょうか。
防犯カメラを使い、顔認証プログラムにより、
自動的に照合するFRS
途中に間瀬が語ったことや、小野田が大河内に解説していたのに
どこまでの真実があるのかは分かりませんが
FRSセンターを設置し。。。。そこに、運用官と捜査官を配置する
なんだか、先日NHKで放送されていたドラマのようですが
ま、
細かい部分はさておき、つじつまはある程度あっています。
尊の過去を含めた異動になったことも。右京と尊の役割も。
事件としても、“相棒”としての物語としても
“SP”らしく、、面白かったと思います。
テーマは、、
“神は知り得た秘密を1人で抱えるしかない
そして
“まるで神になったような全能感
というところでしょうか。
物語にも、ある程度以上の満足感はありますが、
個人的には
伊丹“部外者は出ろ、取調中だ!
とか
小野田“潰すのはおしくない?
なんていうキャラ出しを、キッチリやっていること
その事の方を評価したい気持ちでいっぱいですね。
こういう時くらいしか、活躍の場がありませんし!
あ。。そういえば、、大河内もカッコ良かったね!
主人公の2人組以外にも
多くの“名物脇役”がいるのが、この“相棒”の特徴。
やはり、それぞれに“役割”というモノがありますから、
物語に利用するだけでなく、キャラも表現する。
見事な両立だったと思います。
もちろん、、、小野田のやり方もネ!
とまぁ。。。これくらいで、感想は終了。
ドラマ全体を見て。
“新・相棒”としてスタートしたと言って良い“8”
序盤は、見たことのない人への配慮などもあり、
明らかに単純なモノや、キャラ紹介が多く盛り上がりに欠ける感じで、
“相棒”。。。として、苦戦している印象もありましたが、
中盤あたりで、強引に“右京&尊”をまとめきったことで、
終盤に向かって、コンビネーションが見えはじめ、
ようやく、“カタチ”整った感のある“8”
そして最終回。“新・相棒”として、上手く機能した感じですね。
終わりよければ。。。ということで、
正直、、もう少し、序盤でぶつかり合いも見たかったのですが、
ま、、、こんなところでしょう。
体裁を整えなければ、“これから”が大変になってしまいますしね!
どうしても、まとめきりたかったのでしょう。
この点は、(1)(2)(3)などで、右京&亀山が積み重ねたのとは
まったく違う部分ですけどね。。。。
昨今の色々な事情を考えれば、仕方ないのかも知れません。
ファンだって、いつまでも待っていられませんし!!
“僕もね、したくなったんです。警察官らしいことを
“ようこそ、特命係へ。ところで神戸君。今夜も飲めそうですか
本当に“相棒”になったようである。
最後にヒトコト。。。。
明らかに、雑な扱いと言っても良い、、、水野美紀さん
なんていうか、、ウマイ感じで再登場させません?
これまでの感想
第18話 第17話 第16話
第15話 第14話 第13話 第12話 第11話
第10話元日スペシャル
第9話 第8話 第7話 第6話
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話2hsp
内容
ある夜のこと、車に乗っていた尊(及川光博)はオービスのフラッシュを浴びる。
速度も出しておらず、誤作動だと思われた。
角田課長(山西惇)は、尊の速度の出しすぎだと言うが、
話を聞いた右京(水谷豊)は、フラッシュが2回あったと聞き妙なモノを感じる。
そんななか帝都物産で転落死が発生する。
電子通信部の早乙女幸次(木川淳一)であり、状況から自殺と思われた。
ビルには以前産業スパイ事件があり防犯カメラが多数設置されていたことから、
伊丹(川原和久)たちが、映像を調べはじめたところ、
転落死した直後に走り出す車を確認する。
持ち主は首都警備保障の岩井裕也(永野典勝)だった。
首都警備保障。。。。警察OBが再就職の多い会社であり、
内村刑事部長(片桐竜次)らは、
伊丹、三浦(大谷亮介)芹沢(山中崇史)らに慎重な聞き込みを促すのだった。
先に連絡をしたあと、伊丹たちが岩井への聞き込みへと向かったが
常勤顧問で元警備局長の宇田川次郎(清水章吾)から、圧力を受けてしまい、
目新しい証言が得られなかった。
一方、米沢(六角精児)の鑑識へ向かった右京は、
監視カメラの映像を見て、奇妙なモノを感じるのだった。
なぜか、、、転落死した早乙女がビルの中をのぞいている!?
右京と、米沢が、現場へ向かい周辺を捜索し、、、ついに、“遺書”を発見する。
“全て身から出た錆び。あの世で自らの犯した罪を償います”
同じ頃、右京の監視を命じられていた尊は、、、呼び出しを受ける。
だが、何か、様子がおかしい。。。。
そんなとき、
大河内監察官(神保悟志)から、オービスの誤動作が多発している事実を知る
尊は、なにか思い当たり。。。警察庁警備局の後輩・伊達香(水野美紀)に、
尊が進めていた顔認証システムの進捗状況を聞き出そうとするが
どうも、歯切れが悪い。
やがて監視カメラの映像に、
転落死直前、岩井と早乙女が接触していた事実をつかみ
岩井への接触を図ろうとする右京と尊であったが見つからず
そこで、、早乙女関連で、、、その直属の上司・益田秀雄に話を聞くが、
あきらかに、様子がおかしい。
仕方がなく右京は、岩井の会社へと向かうと岩井はおらず、
宇田川に追い返されてしまう。
そこへ遺書が早乙女本人のモノと断定され捜査に行き詰まった伊丹たちが現れる。岩井がいないと分かり、右京とともに岩井の自宅へ行くことに。。。。。
と、、そこには、、、毒物によるモノと思われる岩井の服毒死体。
そして、、、尊と、伊達がいた。
その後鑑識も駆けつけ、
尊、伊達へも聴取をするが、機密事項があり詳細を答えない2人。
そこへ帰ってきた岩井の妻・はるか(大田沙也加)から事情を聞くと、
仕事の打ち合わせがあると言っていたと判明する。。。。伊達だろうと思われた。
大河内監察官からの聴取を受け流した尊であったが、
右京から、問いただされ、尊は全てを話し出す。
“FRS”防犯カメラ顔認証システム
警備局にいた時の尊と、そして岩井が進めていた仕事だった
全国にある330万台の防犯カメラ映像を利用し、
顔認証により、自動照合する機械的な24時間見あたり捜査システム。
だがシステムに不具合がありオービスの誤動作など事故が多発。
尊が完成期限延長を上司に求めたが、
その直後に、小野田官房長(岸部一徳)らを前に、
右京を調査するという名目“庁内S”として特命への強制的異動となった
と、尊は右京に告白する。。。。。。
そのころ、大河内は、警察庁のによる聴取となるところを、強引に引き受け
警察庁長官官房首席監察官・渡辺真澄(吉満涼太)を交え
伊達の聴取をはじめていた。
上司の警備局警備企画課課長・間瀬登(寺泉憲)のプレッシャーもあり
不具合があることが分かっていながら、続行していたことが判明する。
そして、2週間ほど前からFRSのテストをはじめていたと。。。。
一方、右京たちは、岩井の自宅PCから謎の指紋検出の報告を受け、
状況を全て伊丹たちに説明した上で、捜査を進めていく。。。。。
敬称略
↑
2時間SPなので、てんこ盛りである。
ま、、だいたい、、4割くらい。
一部、ワザと入れ替え、追記していますので。
物語は、SPならではの大ネタですね。
途中で小野田が言っていたように、
日本版CIA、日本版FBIなどと並ぶ、、と言うか
根本的な、警察システムに突っ込んでいったと言うべきでしょうか。
防犯カメラを使い、顔認証プログラムにより、
自動的に照合するFRS
途中に間瀬が語ったことや、小野田が大河内に解説していたのに
どこまでの真実があるのかは分かりませんが
FRSセンターを設置し。。。。そこに、運用官と捜査官を配置する
なんだか、先日NHKで放送されていたドラマのようですが
ま、
細かい部分はさておき、つじつまはある程度あっています。
尊の過去を含めた異動になったことも。右京と尊の役割も。
事件としても、“相棒”としての物語としても
“SP”らしく、、面白かったと思います。
テーマは、、
“神は知り得た秘密を1人で抱えるしかない
そして
“まるで神になったような全能感
というところでしょうか。
物語にも、ある程度以上の満足感はありますが、
個人的には
伊丹“部外者は出ろ、取調中だ!
とか
小野田“潰すのはおしくない?
なんていうキャラ出しを、キッチリやっていること
その事の方を評価したい気持ちでいっぱいですね。
こういう時くらいしか、活躍の場がありませんし!
あ。。そういえば、、大河内もカッコ良かったね!
主人公の2人組以外にも
多くの“名物脇役”がいるのが、この“相棒”の特徴。
やはり、それぞれに“役割”というモノがありますから、
物語に利用するだけでなく、キャラも表現する。
見事な両立だったと思います。
もちろん、、、小野田のやり方もネ!
とまぁ。。。これくらいで、感想は終了。
ドラマ全体を見て。
“新・相棒”としてスタートしたと言って良い“8”
序盤は、見たことのない人への配慮などもあり、
明らかに単純なモノや、キャラ紹介が多く盛り上がりに欠ける感じで、
“相棒”。。。として、苦戦している印象もありましたが、
中盤あたりで、強引に“右京&尊”をまとめきったことで、
終盤に向かって、コンビネーションが見えはじめ、
ようやく、“カタチ”整った感のある“8”
そして最終回。“新・相棒”として、上手く機能した感じですね。
終わりよければ。。。ということで、
正直、、もう少し、序盤でぶつかり合いも見たかったのですが、
ま、、、こんなところでしょう。
体裁を整えなければ、“これから”が大変になってしまいますしね!
どうしても、まとめきりたかったのでしょう。
この点は、(1)(2)(3)などで、右京&亀山が積み重ねたのとは
まったく違う部分ですけどね。。。。
昨今の色々な事情を考えれば、仕方ないのかも知れません。
ファンだって、いつまでも待っていられませんし!!
“僕もね、したくなったんです。警察官らしいことを
“ようこそ、特命係へ。ところで神戸君。今夜も飲めそうですか
本当に“相棒”になったようである。
最後にヒトコト。。。。
明らかに、雑な扱いと言っても良い、、、水野美紀さん
なんていうか、、ウマイ感じで再登場させません?
これまでの感想
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