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相棒シーズン7 第2話 悪意の不在

2008年10月29日 22時23分27秒 | 2008年ドラマ
『環流~悪意の不在』

内容
亀山(寺脇康文)の友人・兼高公一(四方堂亘)が殺された。
容疑者としてあがったのは、一流商社の社員・小笠原雅之(西岡徳馬)
黙秘を続ける小笠原は、伊丹(川原和久)らの活躍により、一応の逮捕。
が、、、それでも、黙秘。
そんななか、兼高の遺留品を調べる右京(水谷豊)と亀山は、
『シンガポール・空』と書かれている手帳を見つける。
パスポートにも、証拠があり、所属のNGOの調べでも
シンガポールのケパル港にいたコトが分かってくる。。。。。
一方、小笠原の協力者と思われる田坂晋一(中山一也)を、
海外逃亡を許したが、現地の空港で確保し、
取り調べにより、支援物資を横領していたと証言。

そのことを角田課長(山西惇)から聞いた右京は、
そのウラにいる人物の存在に気付きはじめる。。。。。。。。


敬称略



まぁ、
簡単に言えば。

支援物資なんか、絶対に困っている人にとどかないだろうから。
逆にその破綻した政府の欲求を利用して、ワザと流し、買い取り。
それを現金化して、NGOに寄付しよう

その仕組みに気付いた男が、殺された。

ということですね。

そして、結果的に首謀者となったのは、
意図とは別として、、、瀬戸内米蔵(津川雅彦さん)


とはいえ。

本当に、難しいお話ですよね。
政治家として、本当に人を助けたい。
だが、それをするには、不正くらいしなければ、どうにもならない。

問題意識と、慈善の精神はすばらしいが、
それが偶発的に、殺人を招いてしまった。



この番組らしい『物語』ですし『結末』だったと思います。

確かに、『悪意』が、ほぼ存在しない殺人事件。
いや、、、『善意』しかないと言って良いかも知れません。
その意味では、かなり深い殺人事件ですけどね。



ただ、やはり、
前回を含めると3時間

若干、いつものテンポがないのが、本当に気になるところです

そのうえ、相手が瀬戸内と言うこともあり
いつものような、右京さんの説得も、若干弱め。

たしかに、理解している相手ですので、、この程度なのかも知れませんがね。


でもね。どうしてもヒトコト!!
物語は、結果として、面白かったのですが

あきらかに引き延ばしの印象を持ってしまうような部分も多々ありましたので、
確か、、、いつだったかやったように

『3時間SP』または『2.5時間SP』のほうが、良かったんじゃ???


この『相棒』って、あまり若い人は見ませんし、
ココまでくると、『映画』の話題性で、見てみようかと思った人が、
加わった程度だろう。
だから、いざ『連ドラ』として初挑戦した人は、
今回のような内容では、面食らったのでは??


わたし的には、内容は満足していますが

これを、、ちょっと広げてみた場合。。。今回に投入するのは
少し苦しかったんではないだろうか??
たとえば、、シーズン5の正月にあった第11話SP『バベルの塔』
あれくらいの内容の方が、良かったんじゃないのかな??

徐々に、慣れていってもらい、、、そして、
正月あたりのSPで、今回の方が、効果的だったと思います。

結果論ですけどね。



そういえば、
一応、、『不正』ということだろうから、
政界は引退だろうが。
もしかしたら、、再登場もあるかもね(^_^)b

そう言うのも、相棒の定番ですから!


これまでの感想

第1話