内容
弘子が担当しているJIDAIの連載小説『54』
その単行本化が決定する。
だが、書籍部は、初版2万部と編集が思っていた以上に低い数字。
担当の千葉と同期の弘子は、必死に売り込むが、
全く聞き入れられない。
そんなとき、『54』の作家、夏目美芳から電話が入る。
最終回が書けないと。。。
弘子の手伝いにおり、ナントカ徹夜で完成。
再び、千葉の説得を試みるが、門前払い。
同じく同期で、以前千葉と同 . . . 本文を読む
内容
美和子の単行本『沈黙の森』出版記念して、
右京、たまきたちが祝っていたその翌日。
担当していた、讃光社編集者・勝村繁彦の遺体が発見される。
何者かによる撲殺。指先には、赤いインク。
勝村の同僚編集者・日高らの話では、
若い女性に人気のベストセラー作家・庄司タケルと
トラブルがあったらしい。
アリバイを主張する庄司だったが、すぐにアリバイは崩れる。
庄司の本の装丁を担当していた安藤の話によると . . . 本文を読む
内容
魅録の母・千秋が海外視察から帰国。
その日は、時宗、千秋夫妻にとって大事な日。
千秋の誕生日で、時宗がプロポーズした日でもあった。
そして愛を確かめるため、毎年大きな花束を贈る約束になっていた。
もしも破れば、離婚。
そんな大事な日、警視庁の警視総監室に、
プレゼント用の花束が配達されてくる。
大切な花束。
時宗が手に取った瞬間、おかしな音がする。
そして、『離せば爆発』するという脅迫文まで . . . 本文を読む