ほぼ、暦どおりの休日の我が家の面々。
というわけで、お盆の里帰りをすることもなく、
会社に行く相方(夫)、パートに出る自分、ゼミ合宿に行く娘A、
部活が休みの娘B、きままな末っ子息子、
お盆は全員が揃うことのないいつもどおりの日々でした。
そんななかのある日、娘B(高3)と時間が合ったので、
思いたって、市の体育館のトレーニング施設へ行ってみました。
200円で色々なマシーンを使えるのです。
ランニングマシーンとか、筋肉に負荷をかける器具とか、
以前流行った「ジョーバ」(だっけ?)とか。
トレーニング室にはトレーナーのおじさん(職員)がいて、
器具の使い方やトレーニングの方法を教えてくれます。
この日は混んでいなかったので、
おじさんは結構丁寧に教えてくれましたが、
娘Bが運動部だと知ると、
親切なことに、マシーンの負荷を強めにしてくださり、
娘Bは早くも1台目のマシーンで顔から汗が滴ってきました。
一方の自分はランニングマシーンの上でウォーキングするも、
「お母さんのほうはへっぴり腰だね~背筋伸ばして」などと言われ、
歩くことひとつも満足にいかず、少々恥ずかしい。
頭の中では颯爽と歩いているつもりなのだが。
オリンピックを見ていて、選手の鍛えられた体を見ましたが、
筋肉をつけるために負荷をかけてトレーニングすることが、
どれだけ大変か、体験してみて実感できました。
我々親子も、ひととおりのマシーンを試しましたが、
トレーナーのおじさんが他の仕事にかかると、
とたんに手を抜き、
腰にベルトをかけてブルブルするやつとか、
足裏を刺激する気持ちのよい器具とかばかりを使い、
そんな、へたれな自分たちがなんだか可笑しかった。
体組成計(体重計)もあったので、
ついでに計ってみたところ、
体年齢は実際より若かったので、上機嫌になりかけましたが、
どうやらこの機械は、若く判断する傾向があるらしい・・・。
我が家の体重計は昔ながらの針の物なので、
娘Bが「こういうのが欲しい」とねだってきましたが・・・。
次の誕生日プレゼントにどうだろうね、娘Bよ。
こうして2時間ばかり、色々試して、楽しい体験となりました。
ランニングマシーンでせっせと走る若い女性あり、
懸垂をするおじいさんあり、
ジョーバで揺られるおじさんあり、
腰ベルトに長時間ブルブルされるおばさんありと、
人間観察も面白くて・・・きっと我々も、へたれな親子と見られていたのだろうな。