鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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Cornell & Diehl - Old Joe Krantz

2021年06月24日 | パイプタバコ
2021年 6月

今回は Cornell & Diehl - Old Joe Krantz

C&D を代表するような バーレィブレンドとしてよく知られているのがこのブレンドになります
ブレンダーは Bob Runowski さんになり このかたの代表作となります

Runowski さんの作品を調べてみると

Bayou Morning
Bayou Morning Flake
Americana
Elegant Emu (Simply Elegant Series)
Epiphany
Good Morning
Haunted Bookshop
Kajun Kake
Morley's Best
Pegasus
Riverboat Gambler

太字のブレンドがすでにこの私もレビューしたブレンドになりますが
Haunted Bookshop とこの Old Joe Krantz は姉妹ブレンドの関係というか 同時期のブレンドになることが説明を読むとわかりますが 
レッドバージニアの含有量も多く ペリクをかなりたくさん使っていることからも 
また少し違うブレンドの味わいになります

OJK のKrantz さんは Bob Runowski さんのおじいさんになるそうで 彼はバーレィが好きな
パイプをいつも離さない方だったようで Bob のタバコの師匠でもあったそうです

いかにもアメリカンな家庭と環境を想像できるのですが
この私なんぞは このOJK というと 今のアメリカの Biden (バイデン)大統領を思い浮かべますね
Old Joe Biden なんてね…
いかにもおおらかで人のよさそうな そういったアメリカのおじいさんのイメージになります




缶の裏側にはこのようなことが書かれていますが
名前の由来が書いてありますね


 


バーレィが多いのでしょうが ダークとキューブカットのバーレィが混じっているようです
ダークの方はシガーライクなタバコ感を キューブの方はおそらくモラセスのケーシングがしてあると思いますがいつものC&D のバーレィ仕様となりそうです

このブレンドは Runowski さんの説明にもあるように バージニアの比率が多いようです
そのことは Haunted Bookshop のレビューを参考にしたようですね
またペリクの含有量も多いと思われ
HBS と比べかなりボディも強く 味も濃くなっていると考えます
その辺がこのブレンドの印象ですが 
以下に細かい感想を述べたいと思います


感想

2種類のバーレィには弾力性がありますので 2度ほど点火をしたのち火が消えるのを待って
指で軽く均してからまた火をつけるときれいに燃えてくれます
写真はサビネリの20~21㎜くらいの口径のパイプになりますが
これくらいの口径が良いかと思います
またバーレィですんでコーンパイプがよく合いますね 香ばしさが増し甘みも酸味もよく出ます



点火と伴に立ち上がるのは ドライで少しマスティなバーレィの野趣あふれる香りと味わいになります
少しモラセスの甘みがあるようですがそれほどではありません
次いでバージニアの軽いシトラスとかすかな甘みを感じるのですが 同時にペリクの酸味と
ダークフルーツの味わいも立ち上がってきます

バーレィのボディはしっかりとあり 少しシガーライクなタバコ感は申し分ありませんが
バージニアの甘さもしっかりと感じることが出来ます その辺りが他のC&D のバーレィブレンドに比べると味の濃さを感じさせるところになりますが
それを大きく助長しているのがペリクとなります

このペリクもいいですね
レイズンの香りが満載のこのペリクこのブレンドの味の濃さと個性に大きく関与していると思われます


少しガツンと来るタバコ感がありますので 強すぎると感じることもあるかもしれませんが
それほどでもなく 程よいバージニアの甘さとペリクの酸味と味わいがバーレィのドライ感とうまくマッチして飽きの来ないいつまでも喫っていられる気さくなブレンドを形作っていると思います


たくさんのアメリカ人が評価しているのもよくわかります
この私 美味いと思いましたね

これらのC&D のバーレィブレンドは 安いバルクで供給されていますので
バルクで買ってこれまた安いコーンパイプでガンガン喫うのが良いのかもしれません
むしろコーンの方が ドライ感も増しコーンの香ばしさも乗るせいか美味いような気がします



バージニアやラタキアブレンドと比べ バーレィ自体には甘みも強い味の主張はありませんが
シガレットやミニシガーのようなドライ感とタバコ感があるのがバーレィブレンド群
Krantz じいさんではありませんがいつもそばに置いておきたい気さくなブレンドかと思います

常喫足りうるブレンドかと思いました
バーレィ嫌いでもペリク好きにはお勧めしたいブレンドです
私の中では 1・2を争うバーレィブレンドでしょうか

そんな感想となりました
それでは また
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