鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Cornell & Diehl - Kajun Kake

2020年08月02日 | パイプタバコ
2020年 8月

今回は Cornell & Diehl - Kajun Kake

このブレンドの名前でもある Kajun って一体何よ という事ですが
CakeをKake とあえて書くように  CajunをKajun とあえて書くようです
C&Dお得意のこだわりになりますが


この缶に書かれている説明を見ると

C&Dお得意の クランブルケーキになっているのですが
レッドバージニアに ルイジアナペリクと Cajunスパイスを混ぜてのち圧縮したものだそうです。


そこで問題となるのが Cajun という言葉になります

Cajun(ケイジャン) とは
ケイジャンあるいはケージャン(英語: Cajun)とは、祖先が北米東部のアカディア地方に入植したフランス人の直系で、イギリス人によってアカディアから追放されたのち、最終的に主にアメリカ合衆国ルイジアナ州南部に永住した人々を指す[1]。

「アカディア人」を意味する英語「アケイディアン」(Acadians)から「ケイジャン」に転じた。音楽分野でケイジャンという用語は、白人がアコーディオンなどを演奏する音楽の一分野をさしている


という事ですから どうやら アカディアン の事を ケイジャンとよぶようになったそうです
そうしますと 以前レビューした
Cornell & Diehl - Chenet's Cake (Cellar Series) を思い出しますが
何故かこちらのブレンドは Cake となっております
KK に対して CCですから ゴロを考えたのかもしれません

どちらも レッドバージニアに ペリクを存分に効かせた ミシシッピー川河口を連想させる
暑くて味の濃いブレンドを連想させます。
このブレンドのペリクは ルイジアナペリクと書かれていますので あるいはセントジェームズペリクを使っているのかもしれないのですがそこは不明
しかし かなりペリクの旨みが効いていることは確かです。



このブレンド いわゆるクランブルケーキになっていますので



この様にC&Dスタイルの大きなクランブルケーキになっていますが
色が思いのほか濃い茶色になっています
そこは シェネ とは違うのですが(あっちはもっと明るい色)
同じ様な 腐敗臭というか 独得の匂いがあるのは同じですね
ただしこちらの方が 匂いは弱いですがね。


この色の違いは Cajun Spice を含んだキャベンディッシュによるものだと思われます
もちろんバーレィも入っていることになる様ですが

この ケイジャンスパイス というのが気になりますね
少し調べると
Cajun spice or seasoning contains super flavorful components such as garlic powder, onion powder, seasoning salt, oregano, and thyme. To give it its world famous kick, this DIY Cajun seasoning contains chili flakes, black pepper, and cayenne pepper, and smoky paprika!

にんにく 玉ねぎ 塩 オレガノ タイムなどに
辛み成分として チリ 黒コショウ そしてカイエンペッパー を加えた物の様です。

ミシシッピー河下流域は 赤いナンバン類である カイエンペッパーの有名な産地になります
ですから すぐにこのスパイスで思い起こすのは 唐辛子類 ということになります。

レッドバージニアとペリクに この辛みと旨みのあるスパイスを加えたのが
この Kajun Kake というブレンドになりますから 辛みのあるブレンドを連想するのですが
黒コショウの辛さと 唐辛子の辛さは 質が全く違います

タバコの辛いのは苦手なこの私ですが
ナンバンの場合ですと さほど気にはなりませんから不思議です
カレーなどの辛み成分も黒コショウや山椒などはきつく感じますが
唐辛子系はさほど気にならないから不思議ですが
辛さもさることながら ナンバンによる旨み成分の方が効果的だと思う次第です。


普通の VaPer とは一味違うブレンド という位置づけですが
ちょっと癖が強そうなのもこのブレンドになります
はて いったいどうだったのか

感想 の時間となります

このブレンド かなり当初はかなり強烈なイメージがあったのですが
実際に喫ってみると けっしてそんなことはなく 
強さもほどほどで 辛さも気になる程ではなく 逆に旨みがたっぷりで辛さもやや強いのかな
という程度のなかなか良く出来たブレンドでした。


レッドバージニアの甘さは 控えめに感じるのですが充分甘さは感じます

まず目につくのは ペリクの酸味と旨さになります
上等なペリクの持つふくよかな旨みを感じるのですが
酸味とともに ケイジャンスパイスのせいなのでしょうか 塩味も感じます
キャベンディッシュ由来のバーレィのナッティさも感じますね
時に強い甘さも感じますが 全般的には 旨み分を含んだケイジャンスパイス由来の辛さを感じます

辛すぎるという事もなく ペリクの旨みと 少しの塩味 バーレィの香ばしさ
レッドバージニアの抑えた甘さと 充分なタバコ感があります



辛さがありますから ちょっとしたシガーテイストを感じもしますが
やはりペリクとレッドバージニアがメインの 独得の旨みと辛みを含んだ
余り類のないブレンドとなるようです

ずっと シェネ の方が甘いのですが 
こちらの方はもっと地味でペリク好きな方にお勧めのブレンドとなります。

甘さは控えめに感じますし 強すぎるわけではありませんが辛さもありますから
甘いバージニアタバコを好きな方には 不向きだと思いますが
少し刺激のある 旨みの強いタバコをお探しの方には 良いかと思います

こうしてじっくり味わってみると 他にはないなかなかのブレンドだと思います
常喫という訳には行きませんが 美味いタバコだと思います
もう少し甘みが強ければ良いと思いましたがね。

そんな感想になります
それでは また
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