小さいですが、下見をする生の小沢さん。二日間、小沢さんの下見を密着するように見ていました。
名手の下見方法はかなり気になります。
それにしても、小沢さんは、下見でも、朝から晩まで竿を出し、いろいろな大会で、翌日の大会日も最後の決勝戦まで勝ち進む事が多いのですから・・・・あれだけやって疲れないのか?ほんとに疑問ですし?その体力には、驚かされます。
誰もが思う疑問を大会前夜、小沢さんにぶつけて見ました。
「アユなんちゅーもんは、釣っても、一晩明けりゃ~またつくでしょ!!」
「僕は、前日に自分で、ボコボコに釣ったポイントに平気で入れますよ。!!」
「あくまでも、下見は、どんなポイントで・・・どんな釣り方で・・・・どんな攻め方で・・・そのパターンを見つけ出す事が大事。」
確かにそれはわかっちゃいるけど・・・私もそうですが、大方の人は、どうしても、大会の日、どこの場所に入るか、そればかり考えてしまいがちだと思います。
小沢さんの回答に対し・・・
「そうですか・・・・!!!!。」
隣で、その話を聞いていた東北の天然河川で多く竿をだす、佐藤さんに、「日本海の天然河川などは、前日に入れ掛かりして、さらったポイントで、翌日やると、まったく釣れないケースが良くありますよね??」
「ありますね!!」
「日本海の魚は素直だから、釣り切ったらいなくなるんじゃないですか。」
との回答。
「うーむ!!」
そんな悩みの中、大会前夜は、更けていく・・・・