『いいかよく聞け、五郎左よ!』 -もう一つの信長公記-

『信長公記』と『源平盛衰記』の関連は?信長の忠臣“丹羽五郎左衛門長秀”と京童代表“細川藤孝”の働きは?

因縁と先例14【信長の『朱武者(あかむしゃ)』と平家の『赤旗』】

2007-10-22 15:07:22 | 因縁と先例
本姓「藤原氏」の織田信長は平姓「上総介」を

名乗りますが、信長公記の中でも「信長-平家

-赤旗」の連関を補強する記述が出てきます。


信長公記首巻第七「上総介殿形儀の事」で、

「~悉く朱武者(あかむしゃ)に仰付けられ~」

とあり、赤い装備の武者軍団のことが記述されて

います。


源平盛衰記では、

 八葉大臣の「禿童(かむろわらはべ)」

 清盛の「三百人の禿童」

 王莽の「赤童(しゃくどう)」

という記述があります。


平家の「赤旗」からさらにさかのぼると、(※)

 天武天皇(大海人皇子)「衣につけた『赤色の布切』」

 漢の高祖

という先例まで行き着きます。


【備考】※印の部分は「新人物往来社 歴史読本セレクト

日本秘史シリーズ②秘史!天皇家の系譜」の中の「宿命

の対決 大海人皇子VS大友王子」の章を参照しました

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