益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

宮尾すすむと日本の社長

2008-02-16 21:59:02 | Weblog
 多分僕よりも年上の人ならば知っていると思いますが、10代・20代の人はほぼ知らないであろう、伝説の番組(というか番組のワンコーナー)、「宮尾すすむと日本の社長」。僕自身、見ていた記憶があるのは保育所の頃か小学校低学年の頃なので、はっきりとした記憶とまではいかないのですが、一世を風靡した?あの宮尾すすむの決めポーズだけははっきりと覚えています。
 そんなわけで、うっすらとした記憶しかないと言えばないのですが、いまになって妙に思い出すワンシーンがあるのです。それは番組の最後で宮尾すすむがその日訪問した会社の社長から格言のような一言をいただくのですが、(確かその日はなぜか宮尾すすむと社長が風呂に入りながら)社長は「入ってきたお金はすべて使うべし」というようなことをおっしゃっていました。その時は、子供心に「この社長は何を言ってんるんだろう?」と不思議に思いました。お金は貯めるものであり、社長さんというのはお金をいっぱい持っているからえらいんだと思っていたからです。それを使ってどうするんだろうと思ったものでした。
 しかし、それからかれこそ20年くらい月日を得て、その意味がわかるようになってきました。自分は会社の社長じゃないですが、小さいお店ではありますが曲がりなりにも経営者という立場にいます。日々お金とにらめっこしなければならないのが現実です。そして毎日のようにお客様からお代をいただき、そして毎日のように業者さんなどへの支払いもしています。経営者という立場になって改めて気づいたのですが、お金は使うからこそ入ってくるものなんだなということを実感しています。
 先日お伝えしたとおり、現在小屋を建築中です。正直、オフシーズンの今、予算を考えると大変です。でも資金的に無理してでもはじめないと、益古時計の発展はないと考えたからこそいま工事をしています。お金がないからと何もしなくてはお店の発展なんてありえません。経営的な考えでは、いまは無理をしてお金を使ってでもその分とりかえせばいいや、と言ったところでしょうか。
 というわけで、そんな風に「お金は使うからこそ入ってくるものなんだ」ということを小屋の建築にあたり、改めて思い、そしてそんなことから、ふと「宮尾すすむと日本の社長」のことを20年ぶりくらいに思い出したというわけでした。
 ・・・余談ですが、年末に「イカ天」こと「イカスバンド天国」の特番をやっていました。そこで「宮尾すすむと日本の社長」をそのままバンド名にしていたバンドがでていました、物凄く懐かしかったです。
 それにしても、宮尾すすむもさることながら、最近は「斉藤清六」はどうしているのかが個人的には気になっています。

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4 コメント

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Unknown (ちよこ)
2008-02-18 18:21:00
何ができるのか楽しみにしています。

斉藤清六なつかしいですね。

経営者は投資ができなくちゃ駄目ですよね。
わたしはそういうことが出来ないんですよね。
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Unknown (pokopen-7)
2008-02-18 22:45:49
今日は美味しいコーヒーをごちそうさまでした。
一緒に行ったお友達は「益古時計デビュー」だったのですが、「とてもステキ!!」と感激していました。
誘った甲斐がありました♪
今度は小屋が完成するころオジャマできるといいな・・と思っています。今日は飲み物だけでしたので、ランチを楽しみに・・・。
明日の朝、「えみパン」、楽しみにいただきます。
ありがとうございました。
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ちよこさんへ (益古時計)
2008-02-19 17:50:48
たしかに投資あってこその経営だと思うのですが、
僕自身、普通にサラリーマン一家に育った人間ですし、
とくに経験というものもないですし、
ましてやビジネス書みたいなものもあまり信じてないですし、
日々試行錯誤の繰り返しです。
不安でいっぱいですが、自分を信じて頑張るのみです。
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pokopen-7さんへ (益古時計)
2008-02-19 17:52:00
先日は遠路?はるばるありがとうございました。
えみぱんはいかがでしたか?
次回は、また陶器市最終日あたりでしょうか・・・。
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