益古時計の日々

カフェ&ギャラリー&ステイ(宿泊)の益古時計から送る日々の徒然

半年以上ぶりに・・・

2008-02-23 21:47:50 | Weblog
 今日の午前中、少々時間ができたので実に半年以上ぶりに玄関付近のアプローチの大谷石を敷く作業を行いました。半年以上ほったらかしの大谷石をいいかげんなんとかせねばと久しぶりに精を出しました・・・といっても小1時間程度ですが。
 最近は客室清掃も基本的にはスタッフがやっていますし、小屋を建築中と言ってもこちらはただ図面を見てああでもないこうでもないと言っているだけで、実際建てているのは大工さんなので、外で体を動かす肉体労働的な仕事はろくにしていなかったので、久しぶりで体が悲鳴をあげつつも、でもなんだか気持ちよかったです。
 やっぱりたまには体を動かさないといけないなと改めて思った次第ですが、久しぶりにツルハシで地道に土掘り作業&一輪車で土運びをしたのですが、自分のなかで忘れかけていたものをちょっと思い出すことができたような気がしました。
 どういうことかと言いますと、今はなんでも「早い・早く」こそが美徳とされていますが、果たして早いことがすべてにおいていいことなのだろうかということです。土掘り&土運びも機械の手を借りればあっという間に終わってしまいますが、人力でやると当然時間がかかります。でも機械でやるには得られないものがそこにはあると思いました。とにかく今はなんでも早く早くの時代です。自分自身も知らず知らずのうちになんでもかんでも早くやることがあたりまえのようになっています。とにかく今の世の中はサイクルが早いです。そして知らず知らずのうちに心のサイクルまで早くなっているのではなだろうか、そんなことを土を運びながら考えていました。暗算がそろばんになり、そろばんが計算機になり、計算機がパソコンにというように、とにかく便利になりましたが、逆に自分自身の計算能力は低下する一方です。ナビが発達すればするほど、逆に方向音痴が増えているような気がしてなりません。
 とまあ、スミマセン、自分で書いてて話がそれていき、わけがわからなくなってきましたが、機械に頼るばかりではなく、時には自分で体を動かし、汗を流すことは大事な何かを思い出させてくれるものなんだなと、そんなことを感じました。
 正直、カミさんやスタッフ、はたまたお客さんからも、「重機でやれば早いのに」と何度も言われたのですが、やっぱりそれじゃやる意味がないんだよなと今日作業をして改めて思いました。
 ・・・と、文章がまったくまとまっておらずスミマセンが、来週の平日は、これまた幸か不幸か宿泊の予約はあまり入っていないので、なにやかんやとあれこれ考えながらもアプローチ作りに精を出したいと思います。