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MC501ナイロンを加工します。--加工のコツ--

2008年07月15日 | 加工技術の備忘録
 今日はMC501ナイロンの加工しますた。

 熱を持ちやすい樹脂です。ボール盤で穴径4mm深さ20mmの穴を開けていると煙が出てきます。
煙を見て原始時代の火起こし作業と似ているなと思いました。

 ナイロンは色々な種類があってそれぞれ加工特性がすこし違います。

 ナイロンはどれも温度変化や水をすって寸法が変わります。12mmH7の穴を加工すると、翌日になると冬の朝5℃で12mm-0.02 →暖房をつけて18℃ぐらいになると12mm+0.02 ぐらいになります。

 ナイロンはアルミなどの金属のように熱を伝えないので熱が加工箇所にこもり、温度が上がりやすい。 
 
 ナイロンに水溶性切削油をかけて加工すると熱を逃がすことができ、溶けない。

 加工が終わったら食器用洗剤で洗い油を落とすこと。お湯で洗うと形がゆがむことがあります。水で洗いましょう。切削油がついたままだと導電性が変わる。


 MC501---黒い樹脂で切削しやすいです。ただ切削すると熱を持つので注意が必要です。ドリル加工で切子をほっとくと溶けます。切削油をかけるのもあり。

 MC602st----茶色い樹脂で切削しやすい。耐熱性あり。加工してると刃物がすぐ磨耗する。

 MC901-----青い樹脂。これも熱で溶けやすい。ドリルの切子をほおっておくと溶ける。

 MC
 
 
 
 話は変わりますが、紙ベークの面をひいて使う時はひいた面に専用のニスを塗って使うことがあると聞きました。
ニスを塗らないと湿気を吸収してしまうとか、絶縁性が変わるかららしいと聞きました。
確かにベークの面ひくと水分を吸収しそうなパサパサ面がでてきます。
 
 ではまた!

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