先日僕の所に世論調査の電話がかかって来ました。そして自動音声が強引に質問をしてきました。僕がこの質問に答えようか答えまいか迷っている間にも答えを迫ってくる録音された女の声。(なぜ男の声の世論調査はないのでしょうか?)
「民主党をしじするなら1を
自由民主党を支持するなら2を
その他の政党を支持するなら3を ・・・・・ 」
有無を言わさず回答を迫り、質問についてよく考える時間は与えられていません。質問作成者の意図によって回答が誘導される可能性もあります。問題はそれだけではありません。
最近増えた固定電話を持っていない者、昼間働いていて外に居る者などは電話調査に参加しません。では 電話調査に参加する者は一体どのような人達なのでしょうか?固定電話を引いていてさらに昼家の中にいて電話に出られる者とは、定年を迎えて家に居る者、在宅主婦などです。さらに言うと彼ら在宅者はテレビをよく見る層でもある。つまり、テレビ局が作る質問をテレビをよく見る者達が答えているわけです。
------電話による世論調査まとめ------
回答内容に信憑性があるのか ×
回答者が偏在していないか ×
回答の強度も反映されていない。(なんとなくAを選んだ場合も、絶対にAであるべきだと選んだ場合も同じにようにカウントされる)
インターネットの世論調査は偏っていると言われることがあります。インターネットの世論調査は偏っているのでしょうか?それともテレビ局の世論調査が偏っているのでしょうか?若しくはどちらの調査も偏っているのかもしれません。
ただ電話による世論調査を受けた者として断言させてもらいます。あのような自動音声で質問しても正しい世論を汲み取れるわけありません。とても回答のしにくい調査だな、と感じました。