ガルブログ

既存の権威に疑問をぶつける
自己中心主義としてのネトウヨです。
オレと一緒にマスゴミを葬らないか?

 真鍮平角棒 -M2転造タップ加工-

2008年06月29日 | Weblog
 今日は真鍮平角棒(快削)4tにM2タップ加工をします。

・もみ付け

・直径1.8mm穴貫通。(快削真鍮なのでドライ加工です。)

・M2転造タップ加工。

 →タッピングペーストを塗ります。
 →問題なのはタップ穴の裏側が少し盛り上がってしまうことです。(もみつけの大きさ、下穴の大きさで調整します)
 →M2以下の細いタップは折れやすいので転造タップで加工しています。
 →転造タップで加工できるのはアルミ、真鍮、銅、鉄など金属のみ。
 →銅のタップ加工は特に転造むきです。銅の場合はM4のタップも転造で加工します。通常のタップだと粘りついて折れやすいため。
 →図面での厚みは4mm穴の部分を計ると厚みは4.05mmとリミットギリギリになってしまいました。
 →仕方がないので裏から面取りしてなんとかごまかします。
 →転造タップ加工の下穴の大きさはシビア。(明日は下穴の径を1,82mmにしてみようかしら?)

皆さんはどのように加工していますか?ではまた!


ps
写真は昨日食べた北海道ラーメン「ひむろ」、うまかった。

6.27製造業の祭りだ!東京ビックサイトにいきました。

2008年06月28日 | お店評論(レビュー)
 一昨日、昨日、今日と東京ビックサイトで機械要素技術展、産業用バーチャルリアリティ展、設計製造ソリューション展が行われているので最終日に行ってきました。

 まずとても大きいイベントで1日で見れるものではありませんでした。ビックサイトの東館全部がブースで埋まっていて3日ぐらいかけないと全部なんて見れません。製造業以外の方が見たらこれは一体何の道具だ?とか「この技術すごいが何がすごいのか良くわからん」このように感じるのではないでしょうか?。残念ながら中での撮影は禁止されていまして写真はありません。

 ただ僕が見たのはナイロンギアのきれいな歯車加工屋さん?上下から面取り加工してました。其の他の加工屋も全長5mmほどの爪切りを製作したりなど良い技術をたくさん持っていて吃驚しました。あとは中国の企業も来ていましたがブースは地味でした。ほかヨーロッパ企業マレーシア企業、台湾企業もありました。NOGAのバリ取りセットが欲しいと思ったりしました。

 運転環境を選ばないモジュラー式ホイールブロックシステム!そんなこと言われても意味分かりません。ばねフェアに表面処理、改質フェア、モーション技術フェア、バリ取り表面仕上げフェアなどそれ以外は疲れて回れませんでした。他にも色々やっていたようです。

 とにかく今日ここに来てとても勉強になりました。


ps
写真は東京ビックサイト外観

6.25アクリルを切削加工す!-ワークを冶具に両面テープで貼り付けて固定する-

2008年06月27日 | 加工技術の備忘録
今日はアクリル板3tを加工します。


・ビニールを貼り付けたアクリル板3t。それを両面テープでワークを台に貼り付けます。(両面テープをはがすのがすごく大変です。窓になる部品なので傷がついてはいけなかったのです。)

  『両面テープをはがしやすくするコツ』
   両面テープを貼る面にベビーパウダーをまぶしティッシュでなじませます。
   その後、パウダーをエアーでよく吹き飛ばします。
   アクリルと両面テープの間にベビーパウダーでうすい膜を作るるようなイメージです。
   その後に両面テープを貼りワークに接着します。
   必要に応じてワークの側にもベビーパウダーをまぶし、なじませ、吹き飛ばします。
   すると加工後にテープがはがしやすくなります。
   ベビーパウダーが面に残りすぎていると、必要な接着力がなくなるので注意が必要。
   両面テープ貼り付け加工について詳しくは①基本的考え方編、 ②貼り付け編、 ③工程作成編 を読んでください。

    
  

・製品の大きさは約40mm正四角に切削加工し仕上げます。その半分以上の面積を深さ1.5mmを座ぐります。

・エンドミル(ハイス)直径4mmで加工します。S3500F240Z-1.5幅は2mmで加工します。(ハイスだからなのか、アクリルってすぐに刃が切れなくなってしました、かといって水溶性切削油をかけるわけにはいきません。)

・加工された部品は電子機器の窓として使われます。

以上です。