ガルブログ

既存の権威に疑問をぶつける
自己中心主義としてのネトウヨです。
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グーグルTVに期待!

2010年10月24日 | 製品(ガジェット)評論(レビュー)
 アメリカでグーグルTVが発売された。テレビ放送を受信するのはもちろんyoutubeなどのウェブ動画などもテレビ番組と同じように選択してみることができるそうだ。
 
 ソニーグーグルTV(かなり安いので驚き)のレビューをyoutubeなどでみてみると、なんかPSPのテレビ版のような印象をうけた。家電、電化製品好きには、ヨダレのでるたまらない製品だろうなあ。ただ普通のテレビに比べると使い方が複雑で難しそうだ。テレビとしてお茶の間(リビング)に受け入れられるかはビミョーだ。

 グーグルTVは日本でも発売されるそうなので僕は買いたいし、応援もしたい。もしもテレビ番組とネット動画が同じ土俵(テレビ画面)で競争するようになればそれは素敵なことだ。

 アメリカの3大テレビ局はグーグルTVへの配信を一部止めたそうだ。これってネットの雄グーグルと米国の大手テレビ局との激しい主導権争いと思われる。ネットとテレビの融合にはまだひと悶着ありそうだ。



 ところで、日本のテレビ業界は何十年も新規参入の全くない業界だ。NHK,日本テレビ、TBS,フジテレビ、テレビ朝日は国の放送免許制度によって守られて、テレビ画面を独占してきたわけです。彼らは、他の業界例えば食品業界や、製造業、飲食業界、建築業界など等、とは違って自由競争をやってこなかった。そのために、テレビ業界にはその弊害が色々と現れている。


 第一に、テレビ業界の談合体質だ。夕方5時の各局のニュースを見比べると、取り上げるニュース項目が殆ど同じなのだ。各局仲がよくて心が通じ合ってるのか、会って相談してるのか、論調まで似たような内容なのにはびっくりする。

 朝青龍をバッシングするときも各局一斉にバッシングする。フランス人が北京五輪の聖火を妨害するとそれを合図に各局が一斉にチベット問題を同じように取り上げる。その後しばらくたつとチベット問題はどうなったのか、チベットの僧侶はどうなったのか、そのことを視聴者に伝えてくれる局は一つもない。民放キー局全体の報道内容がぴったり一致していてまるで一つのテレビ局みたいだ。これじゃあ国民の多様な考えや意見は反映できない。


 第二に、テレビ業界、マスコミ業界にとって都合の悪いニュースを取り上げない、若しくは小さい扱いでしか取り上げないこと。これも各局は一致してそういう報道をする。偏向報道、編集権の乱用の問題だ。

 以前TBSのグループ企業の毎日新聞が、日本人女性や日本人男性を性的に侮辱するようなヘンタイ記事をウェブで配信した。その事がネットニュースで取り上げれて大騒ぎになったが、テレビ局は各局そろってそのニュースをほとんど取り上げることをしなかった。歌手の香田クミが「30歳をすぎると女の羊水は腐る」とラジオで発言してテレビで大々的にバッシングされたのと比べると大違いな対応だ。

 そしてテレビ局はこのような悪事を働いても彼らの放送免許を取り消されれることはない。これも談合の成果だろう。TBSの番組でちょくちょく赤坂サカス(TBSの自社ビル)でのイベントを紹介する。本来なら宣伝広告として広告費を払ってその消費税を国に払うべきだけど、彼らはそれを払わない。公共の電波は彼らの既得権(私有物)とでも考えてるとしか思えない。

 第3に、テレビ局職員の給料はべらぼうに高い。自由競争のない国に守られた業界の給料が高いのはまさに談合によるものだ。実際に番組を作っているのは制作会社で、テレビ局は放送免許を盾にして制作費をピンハネしているだけの存在なのではないか?テレビ局の高給な職員がいなければ、テレビ局のピンハネする中間マージンが制作スタッフや、制作費に回ってくるだろう。そうなれば我々視聴者はもっと質の高い番組を充実した情報を見ることができる。

 僕はグーグルやアップルに日本の情報産業を独占させてはならないと考えている。情報の世紀といわれている21世紀を日本が乗り切るためにもしっかりとした情報産業を打ち立てていかなければならない。そのために情報産業であるテレビ局は独占、寡占のぬるま湯につかることなく、しっかり自立するべきだと強く考える。日本のテレビ局はJALのようになる前に自ら襟を正してほしい。
 
 さもなくばグーグルTVによって、日本の腐ったテレビ業界は活を入れられることになるだろう。



追記 2014 10月5日
結局グーグルTVははやらなかった。
2013年にパナソニックもスマートテレビを発売したが、テレビ局によるCM放送を拒否する問題が起きたりした。
だがテレビの地位はますます低下してるのを(僕は)感じる。

 

「虫姫さま」をやってみた。

2010年10月22日 | 作品評論(レビュー)
 「虫姫さま」(PS2用ゲームソフト)はとても面白いゲームだ。
 なぜかというと、このゲームにはプレーヤーの脳内麻薬を確実に分泌させる仕掛けがあるのだ。

 まず美術がすばらしい。良い背景、敵キャラの気持ち悪いと同時に魅力的な虫たち、巨大でかっこいいボス虫。主人公の巨乳美少女キャラにはすこし引いたが、全体としてすばらしい美術だ。音楽もすごくかっこいい。

 さらに敵の虫たちが発射する大量の弾丸が、奇妙で不気味な模様を形成してプレーヤーの脳味噌をぐいぐい刺激する。(これが音に聞こえた弾幕シューティングって奴なのですね)

 ただあまりの面白さに夢中になって長時間やりすぎてしまってせいだろう、目に負担がかかりすぎたのと、敵弾の織り成すサイケデリックな文様に悪酔いしたのとで、気持ち悪くなってしまった。

 皆さんもゲームのやりすぎには注意しましょう。特にこの虫姫さまは麻薬的なゲームなので一日一時間ぐらいでやめておいたほうがいいだろう。それほど面白いゲームってことだ。