ガルブログ

既存の権威に疑問をぶつける
自己中心主義としてのネトウヨです。
オレと一緒にマスゴミを葬らないか?

(160×260×3t) A5052 -特注アルミヒートシンク-

2008年07月28日 | Weblog
 ヒートシンクとは放熱板のことで、大きい表面積を使い熱を外部に逃がす装置です。 

 タイトルの大きさのアルミ板を万力で掴みます。260の辺を両側から掴むと万力の締める圧力に応じてアルミ板が弓なりにしなります。万力の締める力に応じてしなり、しなり幅は0.1mm程度はすぐにしなってしまいます。しなり方によって加工寸法も狂ってしまうので注意が必要です。
 
 しっかり掴むことと、しなりを少なくすることは相反します。その矛盾が規定許容値を超える場合は別のクランプ方法を考えなければなりません。

 万力の締めを繊細に調整してもザグリ深さ0.05mmぐらいのブレがどうしても出てしまい精度をだすのが難しいです。加工によっては両面テープで貼り付けて加工したり、アルミ板を抑えつけて加工したりすれば精度がでますが今回は万力で締めるしかありませんでした。ザグリ深さの精度がでないで苦労しました。

 

毎日「Hentai」新聞の不祥事をネットが追求するべきです。

2008年07月24日 | Weblog
 日本人男女に対する変態セクハラ記事を、9年間に渡ってウェブ上に英語記事で配信し続けたボウ新聞社。(詳しくはhttp://www8.atwiki.jp/mainichimatome/pages/1.html)
 マスコミは同じマスコミの不祥事にはダンマリの様子。自分が同じ立場に立った時のことを恐れているのでしょうか。ならば公正な社会のためにマスコミ以外の人間がマスコミの悪事を正して社会正義を取り戻しましょう。毎日新聞のおえらいさん達は「知らなかった。」と言ってるらしいですが、「WAIWAI」は「マイニチ デイリー ニュース」で全ビューの15%を占める人気コーナーで9年の長期連載だったそうで、 社員が知らないわけがないです。いくら英語記事だからって自分の会社の商品がどんなモノなのか知らないわけないです。9年間もの長期連載だぞ?役員全員が知らないわけがないと思います。外国人の日本人差別に迎合する新聞社か・・・。
 それではどのように某新聞を正して社会正義を取り戻すか?それはこうです。
 ボウ新聞のスポンサー、広告主が毎日支えています。それら広告主を不買運動すればいいのです。スポンサー企業に抗議の電話するもよしです。

 ボウ新聞の本日の広告です。毎日新聞はTBSと一体なのでTBSはまずボイコットです。

・日本直販 タチ悪企業です。抗議の電話したら「勝手にしろよ。馬鹿」と日本直販の受付女に言われました。

・新キャタピラー三菱    買ってはいけないです!

・ アダプトゲン製薬     買ってはいけないです!

・セガサミーカップゴルフトーナメント   買っては?いけない!

・外為どっとコム    この企業毎日広告出してますよ。買ってはいけない!

・日本直販    買ってはいけない!

・JTB    この会社の旅行してはいけない!

・サントリー  ここのビールやジュースは飲んだらいけない!

以下は割愛します。7・24変態新聞ボイコットリストでした。

PS
変態セクハラ記事のデジタルメヂィア担当責任者であった朝比奈さんは現在ボウ新聞の社長です。あまりに世間を舐めてます。

皆さんはこの出来事をどう見ますか?

カストロール社のシンタイロ9918 -水溶性切削油-

2008年07月23日 | 加工技術の備忘録
水溶性切削剤カストロール社のシンタイロ9918を入れ替えます。
今タンクに入ってる奴が銅加工の時使ったため緑青色に染まって汚くなってしまったので、新しいのと入れ替えです。

この水溶性切削油は腐りにくい。臭くなりません。
でも銅に使うとサビます。緑色のサビがでます。機械にサビがこびり付きます。

アルミ、樹脂なら問題なしです。鉄はやったことありません。

M3深さ6mm -ポム(POM)のタップ加工-

2008年07月21日 | 加工技術の備忘録
今日の仕事。材料はPOM、M3深さ6mmのタップ加工です。

加工工程

1.もみ付け
2.ドリル径2.5mmで穴あけ加工 深さ10mm
3.M3タップ加工 深さ9mm(ネジ有効深さ6mm)
以上の手順で問題なく加工しました。

・ただすべての加工をマシニングセンタでやるより、もみ付けだけマシニングセンタで加工して、ドリル加工とタップ加工はボール盤とタッパーで加工したほうが早い場合がある。ロット数が多い場合など。

・POMのタップ穴は小さくなりがちです。上の条件で加工するとM3タップゲージがきついです。実際のネジは入るんですけどね。新品タップを使うなどしてタップの精度を高めましょう。

・グリスをつけるとタップの精度は上がる。シリコンオイルとか、シリコングリスを使ってもよい。

・タップゲージを使って検査することが大事。検査すること=加工精度向上



POM(デルリン、ジュラコン、ポリアセタール)を加工します。

2008年07月18日 | 加工技術の備忘録
POM(ポム、ジュラコン)は切削加工するにはとても加工しやすい材料です。
水や油にも強く、耐薬品も安定しています。
(詳しくは耐薬品性一覧表 http://www.kayo-corp.co.jp/common/pdf/pla_proof.pdf )
乳白色と黒があり、光沢のあるなめらかな表面できれいな樹脂です。
機械加工屋にとってPOMは優等生といえます。

ナイロンやABS、アクリル、ベーク、なら焼きついてしまうようなドリル穴加工もPOMなら焼きつかずに加工できます。

だからって穴加工径20mmH6ってきついすよ。樹脂にH6って可能ですか?穴径20mm -0 +0.013ですよ。
POMは加工直後と30分ぐらいたった後では寸法が若干変わってきます。
加工直後20mm+0.013の寸法が30分後に20mm-0.02ぐらいに縮みます。
ですから縮むことを織り込んで加工直後の寸法を調整します。
加工直後の寸法を20mm+0.04ぐらいにあわせると一時間後には20mm+0.01ぐらいに安定します。
また温度により同じぐらい寸法が変わるので注意が必要です。

まあそこまでシビアな寸法はほとんどありませんけどね。ポムは弾力性あるし。

MC501ナイロンを加工します。--加工のコツ--

2008年07月15日 | 加工技術の備忘録
 今日はMC501ナイロンの加工しますた。

 熱を持ちやすい樹脂です。ボール盤で穴径4mm深さ20mmの穴を開けていると煙が出てきます。
煙を見て原始時代の火起こし作業と似ているなと思いました。

 ナイロンは色々な種類があってそれぞれ加工特性がすこし違います。

 ナイロンはどれも温度変化や水をすって寸法が変わります。12mmH7の穴を加工すると、翌日になると冬の朝5℃で12mm-0.02 →暖房をつけて18℃ぐらいになると12mm+0.02 ぐらいになります。

 ナイロンはアルミなどの金属のように熱を伝えないので熱が加工箇所にこもり、温度が上がりやすい。 
 
 ナイロンに水溶性切削油をかけて加工すると熱を逃がすことができ、溶けない。

 加工が終わったら食器用洗剤で洗い油を落とすこと。お湯で洗うと形がゆがむことがあります。水で洗いましょう。切削油がついたままだと導電性が変わる。


 MC501---黒い樹脂で切削しやすいです。ただ切削すると熱を持つので注意が必要です。ドリル加工で切子をほっとくと溶けます。切削油をかけるのもあり。

 MC602st----茶色い樹脂で切削しやすい。耐熱性あり。加工してると刃物がすぐ磨耗する。

 MC901-----青い樹脂。これも熱で溶けやすい。ドリルの切子をほおっておくと溶ける。

 MC
 
 
 
 話は変わりますが、紙ベークの面をひいて使う時はひいた面に専用のニスを塗って使うことがあると聞きました。
ニスを塗らないと湿気を吸収してしまうとか、絶縁性が変わるかららしいと聞きました。
確かにベークの面ひくと水分を吸収しそうなパサパサ面がでてきます。
 
 ではまた!

紙べークの貫通穴の底側が剥げることは許されません。

2008年07月15日 | Weblog
先日のブログ内で紙ベークは剥がれやすいから仕方ないとか、貫通穴の底は剥がれているんじゃない ただ平たく面が取れているだけだ。などと書きましたがそんなことは通用しませんでした。たしかに新品買って穴から剥げてたらやですね。
 紙ベークに貫通穴を開けるときは底面を開放した状態であけると穴の底側が剥がれるので必ず底面の貫け部に台や板などを当てて穴の底側が剥がれていないかチェックして加工しましょう。

製造業に就くものは常に最新の業界情報を仕入れるべきです。

2008年07月13日 | Weblog
物質の時代(唯物論のマルクス登場)からエネルギーの時代へ、(アインシュタイン登場)
エネルギーの時代から情報、知の時代へ。

 これからの時代は情報や知を持つ者が力を持つようになるといいます。製造業も知や新しい情報を取り入れて強くなるべきです。ということで
 製造業のための情報誌「EMIDAS magazine」2008Summer Vol.18を読んで行きましょう。

特集1
伸びる熱処理業界

ちょっと読んで見ますと、熱処理事業所の数は1995年のピーク時から25%減少しているが出荷額はここ5年35%の伸びとなっている。となかなか忙しい業界のようです。

特集2
精密を極め、微細に挑む


 精密プレス加工の企業の紹介記事が載ってます。家電、弱電機器の小型化時代に合わせて軽薄短小に特化した技術開発を進めた企業のようです。前進している企業は強いです。究極の品質は測定技術にあるとおっしゃっていました。

 あとはプラスチックの「拡散接合技術」を開発した企業の紹介記事も載ってます。[穴深さ/穴径=100/1]「L/D=100」と言う名のエンドミルを開発した企業の記事も載ってます。僕は個人的にこの「L/D=100」が気になりました。穴径0.5mm深さ50mmの穴加工ができるエンドミルだそうです。

 「製造業のチャイナリスク」なんて記事もあります。
1 労働法や企業所得税法の改正が相次いでいる
2 環境の悪化、エネルギー問題の深刻化
3 「総量規制」で投資減速の懸念

 今年の中国経済は五輪イヤーでイケイケでも良いはずですが、国内に不安定要素を抱えていて大変なようです。そういう不安定な中国がたまらないという方が日本にも多くいるのではないでしょうか。

水溶性切削油を変えました。-アルミ、真鍮、樹脂、銅で加工で使える水溶性切削油-

2008年07月11日 | 加工技術の備忘録
 当社はマシニングセンタで切削加工をしております。NC加工、機械加工ともいいます。
 
 以前はカストロール社の「シンタイロ9918」を使用していました。これは腐らなくていいんです。1年使って臭くなりません。臭くならない水溶性切削油なのです。

 ただ問題が一つ。銅に対しては非常に錆びを生じさせるのです。銅に使っていると無色透明の「シンタイロ9918」が段々と緑青に染まっていきます。それが乾くとそこに緑青(銅のさび)がこびり付いて、機械が緑青でべたべたになってしまいます。さらには真鍮に使うと黒っぽく変色させます。

 樹脂やアルミに使う分には問題ありません。

 今使ってる水溶性切削油は日本クエーカーケミカル社の「ミクロカットKD」です。銅や真鍮に使ってもサビさせにくいです。油屋さんもそういってました。まずはこの夏を越えて今年中腐らなかったら一次試験は合格としましょう。
 
 
 追記 2015.2.18

 うちの加工材料はアルミ、真鍮、銅といった金属から、ナイロン、ABS、アクリルなど熱を持ちやすい樹脂を加工する場合もこの水溶性切削油を使っています。この「ミクロカットKD」を5年もずっと使っていますがほとんど問題ないです。

 夏場にしばらく切削油を使わないと油が腐ってきます。すこし臭くなります。だから夏場は2週間に一回ぐらい切削油を循環させるようにしています。そうするとあまり臭くならないです。


まとめると

シンタイロ9918  樹脂○ アルミ○  銅× 真鍮× 防腐○
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ミクロカットKD 樹脂○ アルミ○  銅○ 真鍮○ 防腐×

鉄やステンレスは少ししかやったことない。ステンを深さ0.3mmザグッたことはあります。その程度なら大丈夫でした。でもステンやるときって油性の切削油をそのままかけますよね?


紙ベークの孔加工をすると必ず孔の底面が剥れてしまいます。

2008年07月11日 | Weblog
 紙ベークに穴加工すると必ず底面の穴周りが少し剥れてしまいます。ドリルを研いでもやっぱり孔の底面が剥れてしまいます。
対策1 そうゆう時は底面に台を当ててやれば剥れません。剥れないように抑えてあげます。でも台を当てることができない場合もあります。
対策2 そうゆう時は剥れていると思いません、ちょっと大きい面取りだと思うようにします。
「これは孔の周囲が剥れているんじゃ決してない!ちょっと大きく面が取れているだけなんだ!」

Q, 皆さんの中で紙ベークの剥れ対策でよい方法をご存知でしたらどうか教えて下さい。