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『冴えない彼女の育てかた』5話 レビュー 「詩羽のプロットがいい感じに飛ばしてるw」

2015年02月15日 | 作品評論(レビュー)
   ↓抱きしめたい!加藤ヤンデレ妹シーン



「冴えない彼女の育てかた」を5話までイッキ見したんだが、かなり面白いね。プロットが面白い。

 まあこのアニメについてざっと紹介しよう。
 ----ハーレムと作中作、2つのテーマ------

 この物語は劇中劇とか作中作といわれる構造とハーレムアニメ、2つのテーマが絡みあいながら統合されていくような筋書きになっている。 
(作中作とは作品のなかでまた別の作品が展開する「入れ子構造」になった作品のこと。劇中劇ともいう。)
 

 -----感想-----  

 このプロットが複雑で作家の腕のよさを感じさせる。作中作がうまく機能すると視聴者は物語との距離感を見失いそのためより深く物語りに没入してしまう。その出来は最終話を見るまではわからないがね。
 メインヒロインであろう「冴えない」キャラの加藤の見せ方がもったいぶっていてうまい。視聴者をじらしてキャラの価値を上げていくっていう手法にうまくやられた。また、彼らの作る同人ゲームが少しずつあらわになっていく過程に「なにか面白くなりそう」っていうワクワク感が思わず高まる。
 初回に0話で時間的に後のエピソードを持ってきたのは「?」と思った。違和感というか場違いな感じがした。

 それと、霞ヶ丘詩羽のプロット面白いじゃん。典型的ギャルゲーに始まり、いきなり巨人と戦う展開とかドラマチックで飛ばすw。これはアドレナリンでざるをえない。

 今期のアニメではもう一つ作中作構造の作品がある。大人気作「シロバコ」である。これもなかなか面白い。シロバコは作中作品の制作を正面にすえた正攻法なほとんどドキュメンタリーのようなハウトゥもの。
 一方「冴えない彼女の育てかた」の方は主人公倫理君の作中作を紐解いていく、推理小説的な典型的フィクションとなっていて、この2つの作品を比べてみると対照的で面白い。

 作画もまあまあきれい。だがアニメーション、動く画に関しては凡庸。「冴えない」動画といってもいい。最近は動く画の面白いアニメって本当に少ない。トリガーみたいなスタジオが日本にもっとあればいいのに。愚痴はこれぐらいにして、とにかくこの作品を追ってみようと思う。


 ↓なんかこのエリリの横顔へん。目がぼこってなってる。



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