万華鏡コミュニケート

~美しいものを美しいと感じる豊かな心を育てる~

2015 10 15 京丹波町立瑞穂小学校

2015-10-15 | 活動報告
つながる笑顔+1プロジェクト in 京丹波町立瑞穂小学校



昨年に続き今年も、
園部支局の京丹波人権擁護委員様のご依頼(*)で
京丹波町立瑞穂小学校4年生の皆様の元へ寄せて頂きました。

瑞穂小学校の校歌
小高い丘につつまれた 緑豊かなふるさ里の
と、あるように本当に自然豊かな中に建つ学校で、
児童のみなさんも自然に包まれ、とても伸びやかでした。

さて、
園部人権擁護委員の方々は、人権を学ぶ取り組みとして
毎年、児童のみなさんと人権の花(スイセン)を植えられ
花の成長に触れ、命を大切にする気持ちを育んでおられます。

スイセンの花植えの後に当会の
万華鏡作りを通しての体験型人権学習をさせて頂いております。

今日は「心地よいつながりのつくり方」を体験学習して頂きました。

相手の人の気持ちを考えて、
自分はどう動いたら良いかを考え行動に移します。



相手の動きを良く見て、相手の言っていることをよく聞いて
お互いがより気持ち良くつながれるように考えて動きます。

それが相手にとっても自分にとっても気持ちがよく
「心地よいつながりをつくる方法」です。

自分はどのように動いたら良いのか?

万華鏡の鏡を貼るための小さなテープを、相手の人と力を合わせて切り、
相手の人が使いやすい位置に貼ってあげます。



良く考えて鏡を貼るテープの準備ができました。
この貼り方で、相手の人の気持ちも嬉しくなりますね。
自分のしたことを相手が喜んでくれると、自分も嬉しいですね。

心地よいつながりができましたね。


心は取り出して見ることはできないけれど、
自分がひとりの時、みんなで一緒にいる時の気持ちを
ちょっと万華鏡の映像でを使って見てみよう。

自分の好きなビーズをひとつ入れた時。(自分ひとりの時)

自分の好きなビーズ7~10個と、あまり好きでないビーズを3~5個入れた時。

どんな感じかな~。
みなさんにお聞きしましたら、元気に手をあげて答えて下さいました。

「ひとつの時は、寂しい感じ。でもビーズが多い時はお花みたいだった。」
「たくさんの時は、楽しい感じだった」
「ポンポン弾んでいる感じがした」

ひとりの時にはひとりの良さもあるけれど、
みんなでつながっているときは、もっといろんな形が作れて楽しそうですね。

そんな感覚が体に入っていると、
周りの人と気持ちのよいつながり作りを考えることができますね。

万華鏡つくりで隣の人と心地よいつながり方を学んだあとは、
遠くに離れている人と心地よいつながりを作る体験をします。



自分の人型の絵を書いて、
東北の方々と全国のみなさんとつながる一員に入ってみましょう。

みなさんは、まだ小さくて東北の方々の所にはいけないけれど、
みなさんの代わりに似顔絵を連れて行きますね。

今度はどこに行くのか、楽しみにしてくださいね。

児童の皆様、一緒に活動してくださりありがとうございます。
教頭先生、担任の先生もお世話になりました。

また、京都法務局園部支局長さま、役所のみなさま、
人権擁護委員の皆様もスタッフとして、この活動をサポートして下さいました。

皆様、ありがとうございました。


(*)4年前に京都地方法務局 園部支局の園部権擁護委員の皆様が
当会が取り組んでいる「東日本大震災で被災された方々とつながる活動」を
人権研修として体験されました。

そして、この活動を「人の心に寄りそう」人権学習として
その次の年から、いろいろな小学校で取り組みをご依頼くださいました。


    

万華鏡コミュニケートの活動は

支援くださるみなさまの温かいお心のこもったご寄附

を受けて継続しています。

つながる笑顔+1プロジェクトは京都シニアライオンズクラブの支援事業です。


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