~つながる笑顔プロジェクト~
今年度は新しい取り組みとして
当会が京都から東日本に出向き万華鏡会を主催するのではなく、
万華鏡指導の仕方をお教えして、
地元の学校・保育園の先生方が主催側になる形を作りました。
このプロジェクトの万華鏡が、支援者と主催者と参加者をつなぎ、
みなさまのお心を癒す力になることで、東日本の再生が進むことを願っています。
福島県の保育園からの活動報告を順次掲載していきます。
~つながる笑顔プロジェクト~in 福島県 たかだ保育園
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年長児3名、年中児5名、年少児1名、未満児1名の合計10人で活動しました。
(1、2歳児は担任が作り、渡しました)
年齢がバラバラなので、年長児3名からはじめ、1から作りました。
やはり、鏡を張り合わせるところが難しいようでしたが、
「このくらいの幅をあければいいの?」とお友だち同士で聞きながら
協力して作ることができました
その他の子は自分でスパンコールとビーズを選び、中に入れました
出来あがると
「きれい!!
」
「すごい!!
」
「どうして?
」
という言葉が聞こえてきて、
いろいろな見え方に驚いていた様子でした。
今回、このようなすばらしい機会を作っていただきまして
ありがとうございました。
気づき・今後の改善点
穴をのぞくことで、キレイなものが見えて
子どもたちは「キレイ」という感情を持ち
感動を味わうことができたと思います。
少しずつ、心の傷も癒されていければなと思います。
たかだ保育園様
素敵な報告書と当日の子どもたちの写真もありがとうございます。
「キレイ」なものを「キレイ」と感じ「キレイ」と発すること。
これは私たち人間にとってとても大切なことです。
感じたことをすぐに発するという行為で動く。
感 即 動→感動
「外からの刺激に対してすぐに反応する。」は、
「自分の内に入ってきたものを外に出す。」ということです。
簡単に言えば、「吸った息は吐く。」ということです。
息を吸い続けると苦しくなります。
そういう状態をストレスと言います。
どこかで吸った息を吐かねばなりません。
万華鏡を見たときほとんどの人が「わ~☆」と声を発します。
そしてその「わ~☆」はほとんどの人が長い「わ~☆」です。
長い息を吐くこと。
それは、自分の内にある辛さやしんどさを外に出し、
身体と心を整える役目をしています。
「キレイだな~☆」と思うことで心が起き上がってきます。
心が起き上がれば、自分以外の人の存在に目が向けられます。
「見て、見て。」の行動は、この喜びを分けてあげたい。
と、「誰かの幸せ」を願う行動であり、ともに生きたいという願いの行動です。
見せた人が「わ~☆」と声を上げて、自分と同じように喜んでくれた。
「やったー!」「そうでしょう!?きれいでしょう!」
と、見せた人が共感してくれる姿を見たときに、心と身体は喜びでいっぱいになり
「生きていてよかった」と自分の命の存在を認めます。
この体験で「ともに生きる」ことを
心地よいと感じる記憶が心にも身体にも深く入っていきます。
自分の作った万華鏡を覗く。ただそれだけのこと。
その短い時間に心と身体の中にこういう変化が起こっています。
そして、自分たちを応援してくれる方々にお礼のお便りを書くこと。
じつはこれも「誰かを喜ばそう」という「誰かのために」の行動です。
感謝の気持ち(感じたこと)をお便りという形にする(外にだす行動)。
私どもは「感謝の気持ちを表す」という行動の時間は「極上の時間」と考えます。
その極上の時間をおひとりおひとりに経験していただき
みなさまの豊かな育ちのお力になりたいと願っています。
~つながる笑顔プロジェクト~にご参加くださりありがとうございました。
素敵なお礼のお便りもありがとうございました。
みなさまが素敵な笑顔で過ごせることを願っています
この事業は
赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」
公益財団法人京都新聞社会福祉事業団 子育て仲間を応援
京都シニアライオンズクラブ
公益財団法人 京都地域創造基金 災害ボランティア支援基金
の助成を受けて展開しています。