万華鏡コミュニケート

~美しいものを美しいと感じる豊かな心を育てる~

NHKEテレにて活動を紹介していただきました。

2017-05-22 | 活動報告
NHKEテレにて万華鏡コミュニケートの活動を紹介していただきました。



テレビに取り上げて頂いた南丹市立八木中学校では、
毎年2年生に対して万華鏡の人権学習を開催してくださいます。

東日本大震災後、いち早く、この万華鏡の活動に取り組んでくださいました。





ですから、八木中学校では、2年生以上は万華鏡の授業を受けているので、
昨年受けてくださった3年生は、私たちが学校にいると、声をかけてくださいます。


テレビに登場していた当会代表は、
社会の中に漂う出身の偏見の考えの中で長年、生き辛さを感じながら生きてきました。

自分の想いを自分の中に閉じ込めて生きる。
それは自分自身を、どこかに置き去りにして生きることと同じです。

自分が望むことなく、そうせざる得ない環境になってしまったとき、
その生き方を強いられる自分自身の辛さで自分を壊してしまわないように・・・。
と、願いながら1999年から万華鏡の活動を続けています。


2011年3月11日東日本大震災が起こった時
その影響で、被災された方々が、
「本来の自分として生きることを抑制される生活になってしまう。」と、考えました。

「本来の自分として生きられないことを受けねばならない。」

避難所、仮設住宅と転々と移動せねばなりません。

居住の自由などなど・・・
人権を侵害された生き方を拒否できない状況になっていました。

福島県は特に住居の自由がない状況・・・・。

原発事故の後、その想いが日増しに強くなり、居てもたってもいられず、
3月20日から、東日本再生応援の万華鏡の動を始めました。

福島県では、原発の影響で「お花見」が出来にくいとお聞きし、
お部屋の中でも満開の桜が見られるように「桜の万華鏡」を作っていただきました。




万華鏡でお伝えしたいこと

それは、どのような状況に於いても、自分の光を感じたり
楽しみを考えることができれば、その抑圧された自分を解放することができます。

その楽しみを、自らが創り(手づくり万華鏡で)周りの人を楽しませる自分になることで、
より、心は起き上がって行き、復興に向かって進めると考えました。

避難所や仮設住宅では難しいことは言いませんが、
「ただ楽しむこと」で、その辛さを緩和することができますので、
ストレスで自分自身を壊さないように(自殺防止で)持って行っておりました。


差別解消への考えも、人権を守る考えも、万華鏡活動の考えも
全ては「ひとりひとりの命へのエール」です。

全てはつながっていますから

因みに当会が使う万華鏡は300円(資料・ビーズ付)。
画材やさんで280円~350円程で売っていますよ。

ビーズはご自分で用意すると、よりきれいな万華鏡になりますよ。

ご自分でも作ってみてくださいね。