万華鏡コミュニケート

~美しいものを美しいと感じる豊かな心を育てる~

H25 10 29 京丹波町立瑞穂小学校

2013-10-29 | 活動報告
~つながる笑顔プロジェクト~in 京丹波町立瑞穂小学校

瑞穂小学校は平成23年4月1日に
京都府船井郡京丹波町立桧山小学校・明俊小学校・三ノ宮小学校、質美小学校の
4校が統合して誕生した学校です。



グランドでは6年生の体育の授業が行われていました。


さて、今日は人権擁護委員さんのご依頼で、
4年生 22人の児童の方々に
東日本大震災で被災された方々に思いを馳せることを通して
人権学習をさせていただきました。


東日本再生支援の万華鏡~つながる笑顔プロジェクト~

活動の「相手の気持ちに思いをはせる」考えや行動は
自分自身の心に余裕がないとできにくいものです。

自分自身が辛く悲しい中にいるとなかなか
周りの人に楽しいことや嬉しいをしてあげられません。

ですから、まずは自分自身の心を喜びでいっぱいにしましよう。

みんなで一緒につくる万華鏡

つながる笑顔の万華鏡はお隣の人と力を合わせたり、
材料を分け合ったりして、相手のことを考えながら作ります。

ちいさなビーズと分け合うと心が喜びます。
お隣の人が力を合わせてくれると心が嬉しくなります。

嬉しさや喜びの多い行動、考え方は
自分にとっても周りの人にとっても幸せなことですね。




そうそう、素敵なことに
チャレンジ学習中の瑞穂中学校のおふたりも
万華鏡作りのサポーターとして参加してくださり
児童とビーズを分け合っていれる体験をしてくださいました。


中学生のおふたり、サポートありがとうございます。

力を合わせて出来上がった万華鏡は素敵でしょう

うわ~


きれい~


児童の反応に
人権擁護委員さんも思わず、見せて見せてと
すご~い


うわ~も、すご~いも、きれい~もみんな、自分で作ったのよ。
みんなには、こんなにきれいな世界を作り出せる力が体の中にいっぱいあるのよ。

喜んだり、嬉しいことをいっぱい体験すると、心が嬉しさで満ち足ります。

喜びが満ち足りると自分の体からあふれ出します。
そうして周りの人と一緒に喜びを作り出したいと願うようになります。

そして、誰もが幸せになって欲しいと願うようになっていきますね。

その願いを胸に
東日本大震災で被災された方々に思いを馳せてお便りを書いてくださいました。


みなさまからお預かりしましたメッセージは
東北のみなさまに、大切にお届けしますね。

最後に福島県のスタッフから、大震災を経験したお話
食べるものが無く、困っていたときにご近所の方が
3時間も並んで買った貴重なパンをたくさんくださった。

自分もそれに習って、その頂いたパンをご近所の
年配のご夫婦にお届けに行った。

誰かがつながろうとしてくれたから、
自分も誰かにつながりに行けた。

自分が人につながりに行くことで、
自分の命を救い、周りの人の命も救うことができる。

みなさん、シーンとしてしっかり聴いてくださいました。

児童のみなさんのお礼のことばで
「大震災の経験のお話、すごく心に残りました」と言ってくださいました。

相手の気持ち思いをはせて、自分は何をしたらよいかを考える。
私たちが周りの人たちと、仲良く気持ちよく生きていくために、大切なことだと思います。

その大切なことを行動に移すためには、
自分自身の心に相手のことを感じる余裕がなくてはなりません。

そのために、本日作った万華鏡をのぞいて、
まずは、自分自身の心をを喜ばせ、自分を元気にしてくださいね。

最後に、今回は新しく万華鏡筒紙には、
園部法務局 園部人権擁護委員さんの許可をいただき
子ども110番の番号を掲載させて頂きました。


万華鏡はどこかにしまい込むことはありません。
皆さんにお聞きすると、いつも目にする
お家のテレビの前や机の上や飾り棚においておられるそうです。

常にバッグの中に入れて持ち歩き、出会う人に見せて
一緒に楽しんでいる方もおられます。

何か自分では解決できない悩みがあったとき、
この番号が目のつくところにあれば、きっと力になれると思います。

万華鏡と一緒にいつも、子どもたちの心に寄り添えればと思います

京丹波町立瑞穂小学校のみなさま、人権擁護委員のみなさま
素敵な時間をご一緒させていただき、
本当にありがとうございました。


    

この事業は

活動をご支援くださるみなさまのご寄附と
公益財団法人 京都地域創造基金 災害ボランティア支援基金
京都シニアライオンズクラブ様
の助成を受けて展開しています。