
2018年4月1日、東京都西多摩郡檜原村・本宿(ひのはらむら・もとしゅく)5492番地、NPO法人フジの森のお店「四季の里」敷地内に、インフォーメーション・センターがオープンしました。
檜原村を訪れる観光客やハイカーの皆さんに、村内のおすすめスポットやイベントの紹介、四季折々の自然情報を提供したり、エコツアーガイドの活動拠点にしていくのが狙いです。
「どこへ行こうか?」「美味しいお店はないかな?」「花や新緑の見ごろと場所を知りたい!」…檜原村を悔いなく?楽しみたい方は、ぜひお立ち寄りください。地元のガイドたちが、それぞれの目線で「知る人ぞ知る」お得な情報を教えてくれますよ~。9:30~15:30まで。
センターの場所は、都内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている「払沢(ほっさわ)の滝入口」。
同名のバス停から滝方面への坂道を登っていくと、橋を渡った左手に四季の里の丸い屋根があります。木の階段を上がるとお店の入口で…

すぐ左隣にある小さなログハウス(真ん中奥)がそれ。

ちなみに私は、基本的に毎週月・火曜日を担当しています。

電動のレンタル自転車もあります。
どこへ行っても登り坂と下り坂?の檜原村ですが…これに乗ると、舗装路であれば村内全域どこにでも、ラクしてすいすい足を延ばすことができます。さっそく、急坂で名高い時坂峠(とっさかとうげ)や神戸岩(かのといわ)に、鼻歌交じりでサイクリングに出かける親子や年配のご夫婦の姿も。

という訳で、4月の2、3日とさっそく詰めていた私。“檜原村の旬”をこちらのブログでも発信していくことにしました。
記念すべき第1回目は…

ヤマブキ(山吹)

ムラサキケマン(紫華鬘)

ミヤマキケマン(深山黄華鬘)…村を彩る春の植物たち。(2018年4月3日撮影)
ヤマブキは「檜原村の花」ですが、知っている人はかなりのひのはら通!?「華鬘」とは、仏殿の天井から吊るす飾り仏具のことで、花のカタチがそれに似ていることから名付けられたそう。植物の名前は、標準和名の漢字表記を調べてみると特徴がつかみやすく、同時に覚えやすくなりますね。
こちらは花ではありませんが…

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の新葉。
名前の由来は、つぼみが橋の欄干の擬宝珠(ぎぼうしゅ)に似るためとか。あの「ネギ坊主」のようなやつです。もしかしたら、「ウルイ」と言った方がおわかりになる人が多いかもしれません。そう、柔らかな食感と独特のヌメリ、ほのかな苦みがたまらない山菜の一つです。こちらはまさに食べごろ?
詰所の周りだけでも、ざっとこんな植物が顔を見せてくれていました。春といえばサクラ…はもちろんですが、自然界の花や野草との出逢いが嬉しい季節。図鑑片手にのんびり散策するだけでも元気になれる、檜原村のシーズン到来です!
追伸;初回だけに、力が入って長文になってしまいましたが…2回目以降は短めに、あっさり行く予定です。(笑)
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