6日、多摩/滝山丘陵(たきやまきゅうりょう)のガイドを行いました。
滝山丘陵はあきる野市と八王子市の境、多摩川と秋川の合流点近くに位置する。標高160m前後の丘陵地に戦国の山城や雑木林が残り、人と自然との関わりの歴史が随所に感じられるエリア。大部分が都立自然公園に指定されており、冬季は気候が穏やかなのも魅力。
今年初めてのハイキングに、Oさん、Tさん、Eさんが参加。
9:35 あきる野市・JR東秋留駅を出発。晴れ、気温8℃。
市街地を抜け…
まずは麓の秋川河川敷沿いへ。そう、バードウオッチングの図。(笑)
おわかりですか?
下の枝に、ホオジロ(頬白/スズメ目ホオジロ科)が。
(最初は「カシラダカ」と記載していましたが、顔の斑の黒色、頬の白い部分の大きさなどから判断してホオジロに修正しました。ご指摘いただいたEさん、ありがとうございました!)
その他にヒヨドリ、ハクセキレイ、モズ、コチドリ、オオバン、カラスに追われるタカの仲間(同定できず)などを確認。視界が開けたこのコース、実は野鳥観察の好スポットです。
前方に滝山城址。(真ん中やや右)
国指定史跡。戦国時代に北条氏が支配した山城で、武田信玄、上杉謙信らと関東の覇権を争い激しい攻防を展開した舞台の一つに。特に永禄12年(1569)の信玄、勝頼父子によるこの滝山城攻めは熾烈を極めたそう。戦国最強と謳われた武田軍や上杉軍を退けた、多摩川沿いの自然地形を活かした本丸、中の丸、二の丸、空堀などの遺構は規模が大きく、関東屈指といわれた名城の名残を見ることができる。
11:30 中の丸に立つ。眼下に多摩川の流れと関東平野を一望。7℃。
本日のメーン!?…
本丸での寄せ鍋パーティ。(笑)
日ごろの感謝を込めて。
見事な「九本桜」。
このヤマザクラは、滝山丘陵に広がるコナラ、クヌギ、ホオノキ、エゴノキなどの雑木林を、人が薪を取って燃料にし、建築材などを得るために手を加えてきた証。15~20年ごとに伐採し、萌芽(ほうが=芽生え)を再び育てて雑木林の若返りを図り、永続的に利用していく萌芽更新が行われていたもの。しかし、昭和30年代以降の燃料革命により、放置された木々はこのように大きくなり、一方で、本来の植生であるシラカシやアラカシなど常緑広葉樹が徐々に戻りつつある。
落葉と陽だまりの雑木林を行く。
14:40 八王子市・宇津木台バス停着。
北風が少々冷たかったものの、まずまずの好天に恵まれた一日。Oさん、Tさん、Eさん、お疲れさまでした。
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そして渋谷ガイドと登山抜きのトレッキングでした。(笑)
のーんびり、ゆーっくりの散策(笑)
(体、鈍ってるのにいいのか・・・。)
そして、鍋パーティ。
(疲れも筋肉痛も足が攣ることもない)
そして、バードウォッチング
私も三脚なしで、あれだけのブレないホオジロが撮れたのは、
驚きですが、ホオジロ君ものーんびり人間観察してたのかって思うぐらいのカメラ目線(笑)
この際、モズ君もカシラダカ君?さん?も撮りたかったぁ・・・かも(笑)
次回は払沢の滝のハイキング
雪訓・・・大変だろうなぁ。絶対!!
初ハイキング、お疲れさまでした。たまには、のんびりと歩いてランチタイムを楽しむのも良いものでしょう?
数馬の湯トラベル、22日の「ふるさとの森-払沢の滝」もハイキングではありますが、こちらは油断をしていると少々手強いですよ~お楽しみに(笑)