おーちゃんぶろぐ。-まっすぐ歩いてる?-

人生は『ロード・ムービー』

喜び悲しみ
ひとコマひとコマ紡ぎ合わせて…
いつしか、ハッピーなエンドロールを。

「結婚しない・できない理由」は人それぞれ、自分の力だけで「解消できる・できない理由」もまたそれぞれ。

2012-10-12 07:47:32 | Weblog
傘マークは消えて
気温は少し下がります

週末・金曜
秋の蒼空は抜けています


がんばろう!! 大橋理容室でございます



昨夜からスタートした
フジテレビ・木10『結婚しない』出演・菅野美穂、天海祐希、玉木 宏さん


好きな役者さん出演のドラマであり

テーマとして描いているものも
決して"無視できない"ので


すっかり、『木10』の顔

美人であって
独身のバリバリ・キャリアのイメージが定着の天海さんに期待



国立社会保障・人口問題研究所の
「人口統計資料集(2012年)」によると

2010年の生涯未婚率は男性が20.14%
女性は10.61%。

つまり男性の5人に1人
女性の10人に1人が生涯独身ということになります。


1920年から2010年までの生涯未婚率をグラフ化してみると
男女ともに、ここ20年でその数値が飛躍的に上昇しているのが分かります。

この傾向はこの先も
さらに続くと予想されます。


日本人の未婚率の上昇には
どんな理由があるのでしょう?



「第14回 出生動向基本調査」による
未婚男女が結婚していない理由を見ると

「適当な相手にめぐり会わない」という
"結婚できない"理由が男女ともにトップとなる一方

「まだ必要を感じない」「自由さや気楽さを失いたくない」といった
"結婚しない"理由を上げる未婚者も少なくありません。


"結婚できない"と"結婚しない"の間で揺れる現代の未婚男女

その結婚観の変化には
時代背景が大きく関わっています。



まず一つ目は
特に男性にとって「結婚によるメリット」が減少してきた、ということ

例えば、外食産業の発展や家電製品の機能向上によって
家事の負担はどんどん減っています。


さらに
結婚する大きなメリットのひとつである"子供を持てる"という点でも

子供を育てる上での多額な教育費や
いじめ・落ちこぼれといった様々なリスクがある一方

子供が結婚して孫をもうけてくれるとは限りませんし

子供に老後の面倒をみてもらうという期待も持てなくなりました。


すなわち
「子供を持つこと=幸せ」と一概には言えない時代になってきたのです。



二つ目は就業形態の変化です。

内閣府の「結婚・家族形成に関する意識調査」によると

男性の雇用状況により
結婚・交際状況に大きな差があることが分かります。


ここ20年ほど、日本の若者(18歳~34歳)の非正規雇用者数は増え続けてきました

これは生涯未婚の上昇と関連していると言えます。


ちなみに
厚労省の調査では、女性の場合には年収や正規・非正規の違いは

ほとんど結婚に影響しないことが分かっています。



三つ目は
「ベースライン思考」と呼ばれているものです。

ベースラインとは
女性が自分を最低ラインとして考え

恋人にはそれ以上の資質であることを望む傾向のことです。


近年、高学歴・高収入になる女性が増加し
男女間の格差は減少しつつあります。

それ自体は大変良いことなのですが
女性は自分自身を最低ラインとし

学歴も収入も自分と同じかそれ以上の資質を望む人が
圧倒的に多いことがアンケート調査から分かっています。


社会的に成功した女性は男性に対する要求が高くなり
マッチングがスムーズに行われなくなります。


このような時代の流れとともに増え続ける未婚者たち。

それにつれ
「生涯独身=ひとりぼっちの寂しい人生」という

これまでの固定観念も変わってきているようです。


※昨日の『朝日新聞』さん、掲載記事から



自分の"家族"といる時間だけは
本当に幸せを感じていました。




がんばろう 理由があるから






☆町の情報ジャンクション・大橋理容室☆

最新の画像もっと見る

コメントを投稿