おーちゃんぶろぐ。-まっすぐ歩いてる?-

人生は『ロード・ムービー』

喜び悲しみ
ひとコマひとコマ紡ぎ合わせて…
いつしか、ハッピーなエンドロールを。

映画『ベイビー・ブローカー』を観て。

2022-07-05 09:37:08 | Weblog

「梅雨の戻り」の割には

降りそうにはありません

 

やはり気温は高めなので

冷房使用や、こまめな水分補給を

 

 

がんばろう‼ 大橋理容室でございます

 

 

 

昨日、楽しみにしていた

是枝裕和監督の最新作・映画『ベイビー・ブローカー』を

 

TOHOシネマズ新宿で鑑賞

 

今回は2009年の映画「空気人形」主演のペ・ドゥナさんが

久しぶりの是枝作品となるので、こちらも期待大

 

 

作品はまだスタートして間もないので

内容にはなるべく触れず

 

【YFC ヨリイフィルムコミッション】として撮影協力させていただいた

2013年の映画「そして父になる」の頃から

 

かなり個人的な感想ではあるが

それまで頑なだった、ある思想が少し自身の中で

 

変化したのを覚えている

 

2018年公開の映画「万引き家族」同様に

いわゆる“血”ではなく、“時間”なのかなということ

 

 

誤解のないよう付け加えると

変な言い方だが、偏見が薄れたということであって

 

僕自身の親に対する「反面」は

血が(おそらくは)繋がっていたとしても

 

それをも超える憎悪の念しかなく

 

自身の子どもたちに対しての「愛情」は

時間をも超えるとも思う一方で

 

彼らを愛してくれる人が出来たときは

僕の血を超える時間を新たに重ねていってほしいなとも想う

 

それは彼女に対しても、全く同じ願いだからだ

 

 

ある理由から

僕は自分から家族と距離を置くことを選んだので

 

やはり、是枝監督の映画は刺さる

というより沁みる

 

今作もいろんなことを巡らせながら

赤ちゃんの母親のムン・ソヨン(イ・ジウン)の気持ちが

 

本当に胸を締め付けた

 

 

家族が常に一緒にいることが幸せなのか

 

離れていても、同じ方向を向きそれぞれに

“前へ歩いていくこと”が重要だと僕は思う

 

決して、どちらかがということではなく

血も時間も超える大切な想いもある

 

 

オススメの1本です

 

 

 

 

がんばろう ルーティン

 

 

 

 

 

 

町の情報ジャンクション・大橋理容室