マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

211系の妙・・・東北・高崎線

2009-07-29 00:57:00 | その他電車
こんばんわ。
昨日はアクセスがヒジョーに少なかったんですけど、ポチをいただきましてありがとうございました。meromero2

またアクセスが落ちちゃうかもしれませんが、今日は地味ネタをアップいたします。


東北・高崎線の普通列車といえば、E231系と211系が2大勢力となって久しくなります。日中は圧倒的にE231系が多いように思うのですが、ちょうど上りの「北斗星」と前後して、やたら211系のスジがあるようです。
そんなことから、待ちの暇な時間には211系を撮ったり眺めたりしているのですが、単一なスタイルと思っていた211系も、良く見ると様々なバリエーションがあることに気が付きました。
既に知っている方はスルーしていただいて結構です(ワラ1)


最初に興味を持ったのがダブルパンタ車でした。
これは高崎以北などで使用するために、付属編成のみ装備された、霜取り用のパンタのようです。


平成21年7月4日 西川口~蕨間にて クモハ211-3036

クモハ211は高崎寄り先頭の連結となるため、大変捉えやすいです。ただ、晴天だと朝~夕方まで逆光なのがつらいですね。
ダブルパンタ車は付属編成のみ施工されており、グリーン車を連結する基本編成には施工されていません。増設パンタはシングルアーム式となりますが、合わせて集電用のパンタもシングルアーム式に取り替えられています。



平成20年1月3日 佐倉駅にて クモハ211-3046

ちなみに、こちらは総武・成田線で主に運用されている房総地区の211系ですが、ダブルパンタ車ではありながらも、増設側はシングルアーム式で、既設側はオリジナルのままとなっており、私的には『ガチャパン』と呼んでいます。
房総地区では常に2パンとも上げて運用されますが、東北・高崎線の場合は、通常は霜取り用の増設側は上げていません。



平成21年7月20日 西川口~蕨間にて クモハ211-3012

こちらはオリジナルパンタを搭載するタイプで、多分、未だに多数派になっていると思います。



平成21年7月26日 蕨~南浦和間にて クモハ211-3023

こちらは、霜取り用パンタの増設改造をしていないのに、パンタグラフがシングルアーム式に載せ替えられたものです。台数や割合等は分かりませんが、チョット前よりも増えてきたように思います。



平成21年7月4日 西川口~蕨間にて クモハ211-3036

こちらはオリジナルスタイル車ですが、着目点はパンタグラフではなく、運転席・助手席窓上部の色となります。
通常はこの部分も黒となりますが、一部その部分がライトグレーになっているものがあります。これは付属編成に限らず、基本編成にも見ることが出来ます。
今までまったく気にしたことが無かったので、製造時から違う仕様だったのか、途中から改造されたのか、何か意味があるのか・・・まったく分かりません。
また、各種パンタグラフとの組み合わせがあるのかも分かりません。



平成21年7月4日 西川口~蕨間にて クモハ211-3036

この写真はシャッタータイミングが悪かったのでボツになる予定だった写真です。
でも、気が付いて驚きましたね。
ダブルパンタ改造されているにも拘わらず、なんと先頭方向幕が字幕なんです。
ご近所写真に復活してから3年が経とうとしていますが、211系の字幕車を見た印象が無かったので『まだあったんだ~!』って感じです。


字幕車やライトグレー窓とパンタグラフの組み合わせが全種類存在するか分かりませんが、地味な車輌だけに、このような細かい部分に着目してみると、また趣味の幅も変わってくるのではないでしょうか?

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コメント (8)
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