マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

【緊急企画】 はしご車L1に乗る

2017-01-30 01:08:00 | その他乗り物写真館
こんばんわ。

日付変わって昨日、防災大学校の中級編第4回目に行ってきました。
今回は災害時に役に立つロープの結び方の実践や、けが人・動けない人などを搬送する方法を学びました。
防災の手引きにはこれらの方法・解説が載っていますが、実践で体験することってなかなか機会がありませんから、こうした学習は必要だな、と改めて思いました。

それにしても、回を追うごとに女性の割合が高くなり、今回の参加者は大半が女性ばかりでした。しかも年齢層がかなり高く、実際に災害が起きた時に活躍して欲しい若手がいないのがちょっと厳しいなと思います。

これらの講習だけでも休憩なしの2時間があっという間に過ぎ、最後の1時間はスタンドパイプの実践使用とはしご車の搭乗体験でした。これは事前に告知されていなかったので、かなり驚いてしまいました。




ここでは度々登場していますが、蕨市消防本部のはしご車で、かつてトラコレシークレットのプロトタイプとして全国区になった?L1です。
蕨消防署にはこのはしご車と屈折式はしご車の2台がありますが、今回ははしご長の高さが30mあるL1の登場となりました。ワクワクです。




私は5番目だったかな。
敷地内で写真のような高さから乗り込み、はしごを上げながら同時に伸びてゆきますので、意外と早いです。
落下物の危険から守るため、車庫の中での待機となってしまい、上に登っていった方たちの姿は見えません。




ゴンドラには隊員の方1名と、それ以外には2人しか乗れません。全員が搭乗希望となったため、テンポ良く昇り降りまします。なので、モタモタしていると写真を撮るタイミングを逸してしまいます。
この写真もシャッターを押す時には既に昇り始めています。




スカイツリーが見えたというので目を凝らしてみたのですが、乱視なので全然わかりません。
それらしい方向でシャッターを切っておきましたが、拡大して「これかな?」と想像するくらいしか判別できませんでした。みんなどんな目をしているんだ?




こちらはやや西側に振って真ん中あたりが新宿方向だと思います。
肉眼ではビル群が見えた筈なんですが、広角で撮ったせいか写真では殆ど判りませんね。
風が殆どないためか、夕方の排ガスも相まってクリアではありませんでした。




眼下は国道17号線。
大体ビルの10階建ての高さぐらいのようです。




最上高で止まっていたのは1分弱くらいですかね。あっという間に終わりです。
もっとゆっくり景色を見たかった。時間があれば望遠で撮ったりできたんですけど、とにかくそんな余裕はありませんでした。
降り始めにはしご車本体を上から。写真では表現し難いパースペクティブです。




はしご車搭乗体験は終わり、残った時間でスタンドパイプの使用法説明です。
これは道路にある消火栓を透明化したもの。もちろん、実際に導水できます。




こちらがスタンドパイプのセット。
スタンドパイプ、ホース、消火栓を捻る道具などが一式セットされています。




各町会に1組ずつ配置される予定ですが、今年度は抽選に外れてしまいました。
今年度の災害訓練で説明を行いましたが、私は触れませんでしたが、今回の講習では全員がセッティングを実際に体験することができました。

この後、実際に放水を体験することもできました。
普通の訓練では水を出すことができないので、あくまでも形だけの説明しか行われないのですが、そこは設備の整っている消防署ですから、私ら素人でも実際にノズルを使って放水そのものも体験することができました。

災害時には消防車を待っている余裕などありませんから、我々町会自治が初期消火を担わざる得ない状況が十分に考えられます。
いくら道具があっても、使えるか使えないかでその後の被害の大きさが左右されることにもなりますので、実践の訓練が大切だとつくづく思います。

今回の訓練は非常に有意義であり、貴重な体験となりました。


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185系 特急「草津83号」

2017-01-29 01:21:00 | 特急型電車(直流)
こんばんわ。

年が明けてからこれといった人生イベントもなく、淡々と仕事をしてぐったりとした休日を過ごすのがすっかり定番の日課となってしまいました。

2月からは町会行事が沢山入ってくるので、そんなグッタリ休日も昨日まで。日曜日は午後から防災大学校の中級4回目。これも2月の第5回目で区切りがつきます。

撮り鉄的なイベントも「カシオペア紀行」くらいしか地元には無くなってしまいましたが、16時半過ぎの撮影はやはり光線がなく厳しい。2月になればもう少し撮り易くなるか。
ちょっと遠征すれば私鉄では色々あるんですが、どうも出掛けるのが億劫で。精神が弱いな・・・と認めざる得ません。

さて、そんな退屈な地元テツネタですが、今回は1つだけイベント。



平成29年1月28日 185系OM03編成 「草津83号」

地元特急列車が651系化されてからたま~に設定されることがある185系臨時特急「草津」。基本的にOM03しか運用されないので面白みは無いのですが、///になったので変化があります。
多分、この塗装に更新されてから「草津」を撮ったのは初めて。
下りは時間帯が良くないので順光向きで撮ってみました。なんか新鮮ですね。車体もきれいだし。

2月はこの臨時「草津」が殆ど185系で運転されるようなんですが、ちょっと上りは時間が遅いので撮影は難しいかな?光線状態も常に逆なのが難点ですが、いつまで持つか分からない185系ですから、今のうちにしっかり記録しておきたい存在です。


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「三匹のおっさん」のロケが蕨陸橋だった

2017-01-20 21:33:00 | ノンジャンル
こんばんわ。

相変わらずネタがなので更新できませんでした。

今日は早く帰って来たのでテレビを見ていたのですが、「三匹のおっさん」を見ていたら見たことのある景色。
なんと、蕨駅の北側に架かっている蕨陸橋でした。




写真上部に写っているのが蕨陸橋で、橋の下にちらっと見えるのが蕨駅。
ロケを行っていたのが左上の東側階段と、その下のドブ板上にある駐輪場の辺りです。
かなり狭い範囲しか画面に写っていなかったのですが、柵の形状とドブ板の景色で直ぐに判りました。

地元でロケと言うのはそれほどないので、近所で撮影された景色を見るとなんだか嬉しくなります。
もしかしたら、今後も何回か写るかもしれません。


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マウントアダプター:Kマウント→キャノンFD

2017-01-09 23:53:00 | ノンジャンル
こんばんわ。

せっかくの3連休、半分は雨になってしまいました。
天気が良ければ東武とか京急とか西武とか、ちょっと私鉄の写真でも撮りに行こうかと思っていたんですけど。
今年は祝日が土曜日に重なっている日が多く、3連休が少ないんですよね。有給の出番が多くなりそうです。昨年は大部分を病気治療ばかりで使ってしまったので、今年は趣味に活かせる有給としたいものです。

前記事で謎な前振りをしてしまいましたが、その答えを。




先に種明かしとなってしまいますが、これです。
なつかしのキャノンFDレンズをペンタックスKマウントボディに付けてしまおうというマウントアダプターです。
年末、たまたま楽天の広告に表示されていたのを見つけました。値段はそこそこですが、このところ模型やカメラ機材等に出費していなかったので、全部ポイントで出費0円でした。
年末に発注したんですが、お店が休みで商品がなかなか到着せず、1月5日になってやっと手元にきました。






本番前にFD200mm F2.8に取り付けて試し撮り。
連動ピンは一切つながりませんので、絞り優先AEかマニュアル露出の撮影となります。
また、絞り信号も、昔の一眼のようなスプリット・プリズムのような距離計もありませんので、見づらいファインダー内で一番見えたような気がするところでピントを固定し、絞りを希望値へセットして撮るしかありません。そういう意味では、昔の完全マニュアル機よりも不便な撮影方法となっていまいます。
撮影条件にもよると思いますが、開放F値の明るい望遠レンズでは、ズームレンズでは得難いボケ味が得られ、拡大してもやはりシャープに見えます。

そして本番ですが、夕刻の「カシオペア」にはまだまだ厳しい明るさ。
さらに開放値の明るいNewFD85mmF1.8を引っ張り出してみました。




1発目の試し撮りをしたら、全然ピンが来ませんでした。
写真は2発目ですけど、なんか写りが変です。




「カシオペア」が走る本線下りにピンを持って行ったところ、まったくピントが当たりません。
元々暗くなってきているので、目が悪い私にはピントがピッタリ来ているのかが殆ど区別できていないようです。




もしかしてフランジバックのズレ・相性が悪くてダメなのかも・・・と思って近くの柵を撮ってみたのですが、ものすごくピンが来るし、ペンタックスのズームレンズでは再現できないような描写をしました。だとすると、機能的な問題は無いのかもしれない。




レンズによっては無限遠での合いが悪い場合もあるので安直には∞印を使わないのですが、今回はピント合わせをせずに∞へ。すると、開放値がF1.8と明るいこと、キャノンの85mmの最大の持ち味でもあるピンの浅さの影響で、ピッタリ合わないとボケた絵になってしまうことが見えてきました。
正面から外れたサイドのラッピングにピンが来ているのが判ります。




本線上り列車が来たのでまた∞遠で撮影。さすがにこの距離になるとピンが合うようでした。




そして昨日撮影した「カシオペア紀行」ですが、拡大して見るとなんとかピンは来ているようです。それでも写りが悪いのは、ISO1600にまで増感しているからでしょう。
それとちょっと気になったのが発色です。補正前はかなり青味が強く出てしまったので、もしかしたら相性の問題があるかもしれません。






昔の写真と今の写真を比べて一番気に入らないのが歪曲収差なんです。
昔から写真を撮っている方なら分かってもらえると思いますが、昔は単体レンズがメインであり、ズームレンズは値段が高価な割に重たく、開放F値が暗く、画質も収差も良くないというのが当たり前でした。ですから、ズームレンズを買うくらいなら単体レンズを3本持って歩く、と言うのが普通だったんですよね。
今ではズームレンズは軽く・安く手に入るという便利さで使用していますが、開放F値はISOの調整でどうにかなるとして、この歪曲収差だけはどうにもならないんです。昔より技術が進歩しているにもかかわらず、これだけは全く進歩していませんね。収差補正機能なんて言うのもありますが、あれはあくまでも誤魔化しているだけですから。

参考写真で判るように、見本写真は画面中央部に近いビームですが、これだけ湾曲してしまいます。これが上端に近づくほど極端に湾曲。こういう写真を見ると、どうしても志気が下がってしまうんです。だから単体が良い。しかし、今では単体レンズの方がバカ高い。当たり前、売れないからコストが高くなってしまう。

しかし、我が家にはキャノンFDとマミヤ645のレンズが計20本近くあります。殆どが単体レンズ。これらはデジタル化してから完全に高価なゴミになっています。
しかし、こうしたアイテムによって、多少の不便は伴いますが、また活躍する機会が生まれます。
機動性が無くなってしまうので多用はできないと思いますが、せっかく生まれてきた命、無駄にしないで全うさせてあげたい。
また機会があればその成果をこちらでご案内したいと思います。

金町のH様
見事な着眼点でした。
固定焦点だから、いつものように都合の良い構図が取れなかったんです。
トリミングで対応可能ですが、それをしないことによって、昔のプリント時代の厳しさが再現されたような思いです。


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2019/01/07 EF81133「カシオペア紀行」

2017-01-08 03:05:00 | ブルートレイン:機関車・客車
こんばんわ。

町会行事に無い3連休。身体が休まります。
かといって、特にネタがあるわけではない地元。
皮膚科に行くついでに「カシオペア紀行」だけ撮ってきました。



平成29年1月7日 EF81133牽引 「カシオペア紀行」

16:34くらいの時間ですが、まだまだ厳しいですね。増感しないととても撮れません。

「カシオペア」を引く133号機を撮影したのは今回が初めて。
他の現役車は殆ど撮っている筈ですが、133号機のみ前回の設定の時に撮り逃していました。
本当なら月曜日の上りをメインにしたかったのですが、どうも天気が悪そうです。いっそのこと、雪でも降ってしまった方が絵になりますな。

今回の写真、実は仕掛けがあります。
いつもの場所、いつものありがちなアングルですが、絵面としてとても大きな違いがあるのです。
暗かったので明るさやコントラストの補正をしていますが、絵で判る大事な部分です。

答えは次回にでも。


コメント (2)
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