УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

狛犬リトルワールド!!

2020-12-01 21:10:05 | 神社・狛犬
御殿場のインターの近くに「平和公園」というお寺系の公園があります。
お寺はお寺なんだけど、元々は御殿場の地元スーパーで成功した人が「世界平和のために」と私財をなげうって作ったお寺系公園・・・
つまり、いわゆる「巨大仏」傾向の流れを汲む施設ってわけかと。。。
ここ、インターから近い事もあって数年前まではアジア系の観光客が団体バスでやってくる場所だったんだよね、日本人よりも外国人の方が多いという。
富士山がよく見える+桜の名所、ってとこもポイント高いようで。
しかし、このご時世だから今は閑散としているみたいでございますね。

で、ここ実は世界(というかアジア圏の)狛犬コレクション?があるんですよ。
言ってみれば「狛犬リトルワールト!!」「狛犬It's small world!!」って感じでしょうかね~。




まず、こちらが仏陀の出身であるインドの狛犬。
獅子っぽいですよね、インドにはライオン生息しているから比較的ライオンに近い・・・
けどマンガチックなディズニーのパチモンみたいな顔していますが^_^;




こちらはミャンマー




こちらはタイの狛犬




こちらは台湾




こちらは沖縄のシーサー。




中国




香港




韓国




日本

って感じでざっと並べてみました。狛犬って日本だとお寺よりも神社のイメージがありますが、元々は中国から仏教経典と共に日本に伝わったのであり神道よりも仏教がルーツであるんだろうなぁ、って思います。
でも、何故かお寺よりも神社の方に狛犬が圧倒的に多い。
っていうのは勝手に推測すると、狛犬を寄進するって習慣は世間が落ち着いてかつそこそこ裕福な庶民(商人とか)が増えてきた事による習慣だと思うが、それで狛犬を寄進する場合、お寺よりも神社の方が寄進しやすかったのかも。
何故かって考えると、お寺だと「管理する僧侶」という人がいるのに対し、神社だと「みんなの地域の場所である」っていうので寄贈しやすかった、っていうところじゃないかな~?って思ったりして。
神主さんとかもいるわけだけど、基本的に神社ってお寺みたいに常に管理的立場の人が常駐しているってタイプのとこの方が少ないから、「お寺の敷地」だと他人の持ち物だっていうのに対して神社だと「みんなの場所」っていう感じで寄進の敷居も低かったんじゃないかな~と。
あと、江戸時代ってお寺がいろいろ戸籍管理とか役所の代理みたいな「お上」と結びつきが比較的強かったから、いろいろ庶民的な不満、社会や階級に対する不満鬱積がぶつけらやすい場所であり(今だと公務員が攻撃対象にされやすいような感じで)それに対して神道の神社はさほど力もなく「あるがまま」って感じの場所であり、そのあたりが「寄進」対象にされやすかったのかもね~とかと勝手に考えておりますが。
まぁ、わからんが(笑)
あと、仏教ってチベット仏教(密教)系、南方仏教系、北方仏教系にざっくり由来がわかれるらしいが、日本はインド→中国→韓国→日本、と北方系として伝わってきたらしいです。
南方はインドから海路系を伝わり南国の方に伝わった、ミャンマーとかタイとか台湾あたりかな?
で、なんか狛犬もその南方系と北方系でグループ的にわかれているような気がします。
もちろん、日本の狛犬も一種類でなく数タイプあるように他の国もいろんなタイプがあるもかもしれないが。
そう考えると、沖縄のシーサーは南方仏教系の血を引くタイプだな~って思ったりしました。




これはどこの狛犬だか表示が無かった・・・
なんか、西洋世界のガーゴイルみたいな感じ、いや、こーいう顔の宇宙人とかいたような^_^;;

コメント (2)
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