今日は休みなんだが夕方から職場で用があるため、早々に名古屋から戻ってきました。
まあ、おかげで新幹線はがら空きでしたがね、まあ、こだまだしね^_^;
で、レゴランドの入り口横にある水族館、正式な名前は『シーライフ名古屋』と言うそうで。
全体的な印象としては、日本のよりも海外の水族館っぽい。
と、言っても海外水族館で私がみたのは、シンガポールのアンダーウォーターワールド、サンフランシスコのモントレーベイ水族館、ロシアのウラジオストク水族館くらいだからまあなんだが、その中でもシンガポールのアンダーウォーターワールドに近い印象でした。
まあ、レゴの水族館だしレゴはデンマーク産だしだから水族館も海外的なんかなー?と思ったら、この水族館はレゴ直営というよりも世界的な水族館のチェーン店みたいな展開しているSeaLifeというとこがレゴと共同経営している、みたいな感じの水族館らしい。
へー、と後から知ったんだがね。
で、日本ってよく他国からガラパゴスって言われる事柄が多いような気がするがもしかして日本の水族館って他と比べて特色なんかなー?と、ふと思ったりする。
まあ、イルカショーとかイルカやシャチの飼育の件は別としましてね。
日本の水族館って、看板というか魚以外の展示物読み物的なのが多い。
この魚は云々、とか辞典解説的なのもあるが、最近は飼育係さんか独自の視点からユーモア交えて魚を紹介したりとか、ここを観て!的な話を書いていたり、とか。
文読むより実際の魚を見て自分で感じて考えて欲しい、って言う考えもあると思うし、どちらが正解!とか言う話でもない。
なんかこれって、ドキュメンタリー映画の作りに似てるかも、ってふと思った。
日本のドキュメンタリー映画ってナレーションが入り、テロップも多いしBGM入れたりとかして、その世界を今まで知らなかった人にもわかりやすく、興味を持ちやすく、また自然と感動を生み出すようなわかったように感じる流れが多い。
反面、作り手側の誘導度が強くなるわけだしやりすぎるとやらせ、になる危険性もある。
また、自分で考えてないのにいかにも自分で考えたような知ってる気になっちゃう、それで満足しちゃう可能性もある。
対して海外の、主にフランスなんかのドキュメンタリー映画はわりととにかく淡々と撮影した画面を流すだけ、BGM無しナレーション無しテロップ最小限、だから観客は自分でその映像が画面が何を表そうとしているか自分で考え、疑問が解決されない事も多いから自分で調べようとする、主体的に続きを求めて深めていく。
反面、見る人には不親切、最初から投げちゃう人もいるだろう、って感じの映画。
このシーライフ名古屋もほとんど解説は無い。
オプションでゲーム的に学ぶとか、音声や画像で解説はあるにはあるが、図鑑的な感じであんまり魚を含め飼育側の個は見えてこない感じで。
でも、やはり別料金でバックヤードツアーに参加したら、そちらはいわゆる日本の水族館的な感じではありましたが。
あと、水槽の内装って言うのか、そういうのはやはり日本って細やかだなあ、って思いました。
箱庭とか日本庭園とかやってる民族だけあるわ!って思ったり^_^;
つうのは、このシーライフ、水槽内のサンゴとか海藻とかいかにも作り物的でペンキベタ塗り的でちゃちいのだ。
レゴ人形とか海賊船とか、そういうギミック的なのは多いが、日本の水族館の水槽みたいにいかに人為的にやってるのに自然をそのまま再現した的な背景を作るか?って言うあたりが全く違う。
その生物が自然界で暮らす環境を再現し全体として見せる、のはまだまだ日本の方が上かなー?つう気がしました。
水族館なんだから魚が泳いでてそれらしくしとけば良いしょ?的な合理的感って感じでしたな。
実際、たまたまかもしれないけど、他の水族館よりもかなり外国人率が高いし、そうなると日本語でこまこま書いた文章とかはあまり意味ないかもしれないしね。
まあ、良し悪しとか一概には言えないし個人の好み、また対象とする人々も違うだろうしねー。