今週土日はいい天気で、夏みたいでしたが夏よりは暑さも控えめでいい感じ~でした、が、来週の3連休はまたも台風?
予定入ってるから止めてくれ~って言っても仕方ないけど。
で、午前10時の映画祭行ってきました。
時計じかけのオレンジ・日本版予告
キューブリックの時計じかけのオレンジ!
映像の断端とかあらすじとかネタバレも含めて知ってはいたが、通して見たのは初めて!
で、なんかみんな実はソフトに紹介してくれてたんだな~っていうのが実感^_^;;
実際はかなり尖ってて痛い映画でしたよ~。
近未来の架空のイギリスが舞台なんだが、なんだかその「未来」が大阪万博あたりのパビリオンとかみたいな感じで。レトロフューチャーっていうのか?
で、主人公は凶悪な不良少年のアレックスで仲間とつるんでナンパと暴力な日々。
多分、唯一本心を許してたのはインドニシキヘビ(かな~?)のバジルだったのでは?と。
しかし、引き出しでヘビ飼っちゃいかんよ、日光が足りんだろう~っ!!
で、仲間の裏切りもありつかまって刑務所行。
だが、とある実験の被験者になれば刑期消滅!ってことで志願して・・・って事になるが・・・
とにかく前半はアレックスがサイテーのヤローなんでどうにかしてやれ、こいつ!
痛い目に遭えばいいのに!!とどう見ても同情の余地もなく感情移入したくなるようなヤツじゃない視点で見るんだが、後半になるとこの彼の立場がひそかに可哀そうになってくる、というか可哀そうとは思わないがとにかく彼を上回る恐ろしさが彼を襲うのだよ。
彼ら不良仲間の独自言語っていうか単語、これが英語とロシア語と当時のスラングを混ぜて作ってあるそうだが、確かにロシア語って韻を踏む性質があるから使いやすいのか?と思ったけど、後半暴力や全体主義をどことなく描くのにナチスを使ってるっていうのがあったからまたなんか別の意図があるのかな?とも。
字幕作るの大変だっただろうなあ、ちなみにT女史では無かったけどね。
それにしても、あの作家役の人の演技が怖いレベルで。
なんかシャイニングのジャックニコルソンレベルでした・・・
まぁ私的にはネコが無事だったから良し!←オイ
確かに今見ても「問題作」だろうなぁ、って思う。
これに影響受けて悪事働きました、って言うことはないと思うけど、ホントにちゃんと見ていたなら。
でも、人によっては・・・ですがね。
今回の約50年後の時代の上映でさえ途中退席者が出ちゃうくらいだから、結構直接的な破壊力は強い映画には違いないでしょうな、恐ろしや恐ろしや。
今、JOKERがアメリカで子供には見せないで!と、世間や親側からじゃなくて制作側とか現場側いわれてるそうだが、もしかして同じ傾向なんでは?まだ見とらんが。