鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

連敗止めた!すごいぞ青野っ!

2006-07-28 | マリーンズ観戦記とか

28日(金)に有休休暇をとりまして、今年3度目の関西遠征です。

まず予想はしていましたが、関西は間違いなく関東よりも暑いです。球場に着いてレフトスタンドに席を取ったはいいが、それにしてもとにかく暑い。開門後の夕方16時~18時頃は特に西日が差します。しかし避難所となるような日陰の場所も無い。まずはこの暑さが堪えました。明石市からクルマで観戦に来たという私の隣りに座っていた女の子たちは、しっかりと日傘を用意して来ていましたね。
遠征に来て嬉しいことの一つとして、こういう出会いがあること。別に千葉在住でなくても、全国にマリーンズファンはいるんだということを感じることが出きることです。いつかマリンスタジアムにも応援に来てくださいね。平日ということもあってスタンドは関西弁の方たちばかりでした。当たり前ですが関西だって別に阪神ファン或いはオリックスファンばかりではないんだなあなんてちょっと嬉しくなります。


冒頭の写真は延長11回、12回のみですので、一応その前のスコアです。
この試合はもう書ききれないくらいに話題満載でしたが、試合内容はあまり褒められたものでもないと思います。でもまあとにかく勝てたことが何よりですね。あえて良く言えばツーアウトランナー無しからでもあきらめない姿勢。それによりたぐり寄せた勝利であると言えるかと思います。

ロッテ4-3オリックス(ニッカン式)


やっぱりこの球場は素晴らしいです。なんか居心地がいいんですよね。ほんとに何度でも来てみたい球場です。来年オリックスは京セラドームが中心で、ここでは20試合程しか主催試合が無いそうですが、マリーンズ戦があれば必ず来たいと思います。またマリンスタジアムもいつかは天然芝にならないかなあなんてつくづく思ってしまいます。


スタメンはちょっとサプライスでした。まず3番に西岡が入りました。初めてですよね?福浦がいない現状、西岡がもっとも適任なのかもしれませんね。う~ん、パスクチをやっぱりスタメン起用ですか・・・!?あと1番に抜擢された代田にはがっかりしました。まず打つほうでは送りバントこそひとつ決めましたが、快音は聞かれず。レフトの守備でもファールフライを落球するなど、ミスが目立ちました。マリーンズのレフトって伝統的にそんな感じですよね。やはりサブロー、大塚らとのレベルの違いを感じてしまいます。
オリックスはどこかの記事で見かけましたが、不振の助っ人外人たちを皆解雇の方針らしく、ガルシア、ブランボー、グラボースキーらが誰もスタメンに名を連ねず、純和製打線で臨んできました。ベンチ入りもしていないのか最後まで出場はありませんでした。戦力的にはお互い厳しい状況ですが、とにかくマリーンズは勝たなければなりません。


以下、試合評を箇条書きで簡単に。

マリーンズ先発の俊介は良くもなく悪くも無くといったところだと思います。毎回のようにランナーを背負ってピンチを迎えていましたが、要所で遅い変化球で空振り三振が取れていたのが良かったと思います。里崎のリードも良かったのかもしれません。 オリックスの先発は今季マリーンズがすでに2勝を献上してしまっているルーキーの平野佳久です。

2回にワトソンのソロホームランでマリーンズが1点を先制しました。ライトスタンドぎりぎりに入る非常に滞空時間の長い打球でした。この頃はまだグランドには西日が差していて、私はスタンドインしたところをはっきりと見極めることは出来ませんでした。

4回、西岡、里崎、ワトソンの3連打でノーアウト満塁のチャンスをつくりました。しかし、タイムリーは出ず、今江の併殺崩れの間の1点のみにとどまります。これもちょっといただけませんねえ。

9回はツーアウトからの今江、フランコの連打で、パスクチの代打大松がショートの頭を越すタイムリーで追加点。このツーアウトからの攻撃と言うのがポイントでした。とにかくこの追加点が大きかったです。 俊介降板後の投手陣は9回裏に炎上し救援に失敗してしまったマサ以外は皆結果を残してくれたと思います。特に神田は相変わらず素晴らしい投げっぷり。


延長12回裏ジョニーが出てきた時、関西マリサポの皆さんはすごい盛り上がりでした。でも私は正直むしろ不安の方が大きかったです。でもこの球場でジョニーが投げて抑えて試合を終わらせたことにはもちろん嬉しくもあり感慨深いものを感じます。この日はプロ入り初セーブのおまけつきだそうで。


花火ナイターと称して、レフトポール後方に花火が打ち上げられました。
この花火目当てのお客さんが多いのか、この花火の終了後、内野スタンド特に2階席はあっという間にがらがらになってしまいました。たぶん招待券なのでしょうね。


スタンドの様子です。内野席もかなり入っていました。
何回の攻撃中だったか忘れましたが、チャンステーマ中にタオルを回しているマリサポに、トランペットを持っている応援団の方が「タオル回しやめて!」と言いながらレフトスタンド中を必死に歩いて回っていました。たしかにあそこはタオルを回す場面ではありませんねえ・・・。私は今年は特に外野での観戦はビジターくらいで、少ない方なのですが、それでもちょっと違和感は感じていました。
あとは外国人(←たぶん)のお客さんがみんなにしきりにウェーブを促していました。しかもそれを素直に実行してしまう関西マリサポ。まあ、他人に迷惑さえかけなければ球場に来て別に何をしようが勝手ではありますが、オリジナリティを重んじる我々にとっては、あーいうのはどうなんでしょうかねえなんて・・・。

そして12回表、青野が大仕事をやってのけました。まさに私の目の前に決勝ホームランの打球が飛び込んできました。延長に入ってから毎回出塁していたオリックスに対して、マリーンズは1人もランナーを出せずにいたので、正直もう引き分けで上出来というか勝ちは諦めていたのですが、これには本当に感動しました。


久しぶりに見るハイタッチです。
プロ入り初のセーブをあげたジョニーがいます。