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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

Paris散歩①装飾美術館

2007-03-06 22:22:13 | 
さて、メインイベントであるバレエ鑑賞のレポを書き終えた今、改めて、Parisで訪れた好きな場所についても振り返ってみたいと思います


お昼のOPERA座ガルニエ宮。

ここからオペラ通りを下ってルーブル美術館の手前、リヴォリ通り沿いにある「装飾美術館」がお気に入り。モード、広告(写真)、装飾(インテリア)と同建物内で分かれているのですが、充実の常設、興味深い企画展示があり、一日でも自分でテーマを決めてしっかりと見られるのと、展示内容そのものにも興味があるので本当に大好きな場所のひとつ。
目的のひとつは、11月8日から3月25日の期間、広告美術館)(Musee de la Publicite)で展示されている「マン・レイからジャン・ポール・グードまでフランスの広告写真」展。
あとは6年にわたる改修工事を終えて昨年9月に再開、天井の高いホールの周囲を巡るギャラリーの一部屋ごとに様式を統一して当時の生活をしのばせる展示の、パリ装飾芸術美術館(Musee les Arts Decoratifs)の常設。


ホールで係員に手渡された昔のトランシーバーのような機械に、壁面の番号を入力すると、都度、その展示についての解説を聞ける、というイヤホンガイドを進化させたようなオプションもあり、存分に楽しめます。(ちなみに顔をみるなり英語版を渡されたので日本語はないのかも・・・)

ヨーロッパ中世の祭壇画から始まり、ゴシック、イタリアン・ルネッサンス、北欧やオランダ、ドイツ、17世紀のパリの寄木細工、なども・・・。

美しいロココの陶器。

ゴシックロマンな鏡。

アール・ヌーヴォーな照明。

こういうものを相応しい設えの中で観てまわることの愉悦と言ったら!
この美術館の改装は大成功ですね