marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(8回目)

2016-05-29 17:55:53 | 日記

◆世界のベストセラーを自分の言葉で読む◆           数千年にわたっての出来事が書かれた聖書を読むにあたって、プロテスタントの開祖となったみなさんご存じのマルティン・ルター(Martinus Luther)の当時の考えをきいてみましょう。キリスト教の<その道を伝えようと志す方>の必読書である「キリスト者の自由」です。内容は濃いが、薄い文庫本で「聖書への序言」という文もついているもの。これもbook offで昔なので105円でした(岩波文庫)。 <その道を志す方>の必読書もう一冊は、ジョン・カルヴァン(John Calvin)「キリスト教綱要」ですね。(こちらはおそらく地方のbook offにはまずない)。この2冊はプロテスタントにおけるその道への必読書です。世界史に出てきますが、よく学ばれますように。(その道を目指さぬ人でも読めれば、大いに祝福がありましょう!!)  さて、その道を今のところ志していない僕らの今日の聞きたいところは、ルターが「新約聖書への序言(1522年)」の末尾に、「新約聖書の正しい且つ最も貴重な書はどれであるか」と題して、次のように述べているところです。「・・・あなたは今や、新約聖書中のどの書が最も優れているかを正しく判断し且つ見つけることができるであろう。(こう書いてるので薄っぺらな<内容ではなく厚みについて>本は読まんといかんということね。) すなわち、ヨハネ伝福音書と、聖パウロの手紙、なかんずくローマ人への手紙と、聖ペテロの第一の手紙とは、あらゆる書のうちで真実の中核また精髄であり、当然第一のものとせらるべく・・・・。(中とばし、終わりの段落内容は、すこし具体的になって・・・)「要するに、聖ヨハネの福音書と彼の第一の手紙、聖パウロの手紙、なかんずくローマ人、ガラテヤ人、エペソ人への手紙および聖ペテロの第一の手紙、これらの書は、たといあなたがかつてそのほかの書物や教えを見向きもしなかったとしても、あなたにキリストを示し、あなたにとって知る必要のあるしかも祝福をもたらすに足るすべてを教えるのである。」 と1522年でのお教えでございます。おう、当時の社会においてこれだけ言い切るのはスゴイことですねぇ。神の言葉を我等に!自由を我等に!イエスの語った言葉で好きな言葉 「真理はあなたがたを自由にする。」ヨハネによる福音書8章32節。プロテスタントの開祖が、我等も読めるように、命あるものすべてに神の言葉を読めるようにされたのであるから、どうぞ、肯定しても、否定をしても兎に角、離れず誰でもが、自分の言葉で読むことをお勧めするものです。今日は、脱線してしまいました。次回は、もう一人の方を少し書こうと思います。・・・Ω


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