万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1862 作者未詳

2011-02-06 | 巻十 春雑歌
見雪者 未冬有 然為蟹 春霞立 梅者散乍

雪見れば いまだ冬なり しかすがに 春霞立ち 梅は散りつつ


「雪を見れば、(季節は)いまだに冬ですね。そうはいうもの、春霞は立ち、ウメ(の花)は散ってゆきます」