万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1886 作者未詳

2011-03-02 | 巻十 春雑歌
懽逢

佐吉之 里行之鹿歯 春花乃 益希見 君相有香開

住吉(すみのえ)の 里行きしかば 春花の いやめづらしき 君に逢へるかも


(恋人に)逢えた(ことを)歓(よろこ)ぶ

「住吉の、里に出かけたら、“春花の”とてもすてきな、あなたに会えました」