
唐突ですが、この写真スゴくないすか?
さーて、誰でしょう?
って、顔も写ってないのにわかるわけないですよねえ~
この人の名前は、ギレルモ・ディアスといいます。
と聞いてもますますわからないですね。。
まーた、わけのわからない新人を取り上げて・・・・
まあ、確かにそうです。
僕は新人とか、マイナーな選手とかが大好きです。
でも、おもしろくて見る価値のある選手だからこそ取り上げてます。
知ってて損はないですよ~
まあ、たいして得もしませんが・・・・(ダメじゃん)
このギレルモ君は、去年クリッパーズから2巡目で指名されましたが、ロースター入りはできず、1年間ヨーロッパで修行を積んでいました。
チェコとギリシャでプレーしていたそうです。
そして1年後の今年、サマーリーグでなかなかの活躍をし、晴れてロースター入りしたというわけです。
身長は188cmとNBAにしては小柄で、しかも大学時代のポジションはSGでした。
まあ、元からPGなら、間違いなくドラフトで1巡目指名になっていたでしょう。
得点能力と身体能力は実証済みだったんですが、サマーリーグでPGスキルをアップさせたところを示せたので、ようやくNBAに入れてもらえることになりました。
やっぱりこの身長だと、PGとしてプレーできるところを見せないとNBAには入れてもらえないのです。
でもギレルモ君の何がスゴイって、冒頭の写真を見てもお分かりの通り、ジャンプ力です。
噂では軽く45インチ(約112.5cm)ぐらいはあるんじゃないかと言われています。
簡単に言えば、ネイト・ロビンソン(175cm)が、ジャンプ力もそのまんまで身長188cmになったと考えてもらえればいいでしょう。
ちなみに、上の写真は高校時代にやった人間超えダンクだそうです。(どんな高校生だよ・・・・)
映像でもチェックされたい方は、是非こちらをどうぞ。(ビデオ)
このギレルモ君、実は元々バスケの選手じゃなかったんです。
得意のジャンプ力を生かして、ジュニア時代はバレーボールのプエルトリコ代表としてプレーし、2003年のアンダー18世界選手権では、MVPとベストサーバー賞を獲得したほどの実力の持ち主でした。
まあ、これだけ跳べれば納得って気がしますけどねえ~
でもバレーからバスケへと転向して、高校生であのダンク。
マイアミ大ではスコアラーとして活躍し、ついにはNBA入りを果たしました。
ニックネームは“スーパーマン”だそうです。
バレーをやったら世界でMVP、バスケをやったらNBA入り。
そりゃあ、確かにスーパーマンですね。

結構顔もかわいいギレルモ君。
クリッパーズは、ショーン・リビングストンに加えて、エルトン・ブランドまでケガを負い、共に復帰時期の見込みが立たない長期の離脱になってしまいました。
もう開幕する前からプレーオフは無理だろうという雰囲気になっていますが、そんなクリッパーズにも見たくなる価値のある選手はいるっていうことです。
NBAの中に、全く見る価値のないチームなんて一つもないんです。
せっかくクリッパーズの話をしたので、ついでにもう一つ。
去年のドラフト2巡目指名がギレルモ君でしたが、今年のドラフト2巡目指名はジャレッド・ジョーダンというPGでした。
この人はアシストがスゴいんです。
マリスト大というマイナーな大学でしたが、3年生の時に平均8.5アシスト、4年生の時は8.7アシストで、いずれも全米No.1のアシスト王になっています。
2年連続でディビジョンⅠのアシスト王になったのは、あの「ア、ア、ア、エーイブリ・ジョンソーン♪」のエイブリー・ジョンソン以来だそうです。(なんのこっちゃ)
ちなみに、このジャレッド・ジョーダン、お父さんの名前はマイケルだそうです。
「オマエ、マイケル・ジョーダンの息子なんだって?」って、百回はからかわれてるでしょうねえ~

マイケル・ジョーダンの息子!?

ハワード「えぇっ! ジョーダンの息子って白人なの!?」
★どうなるアメリカ代表

以前のブログで、アメリカ代表チームが深刻なビッグマン不足になっているというお話をしました。(ブログ/ブログ)
しかし、ここにきてさらなる追い討ちをかけたのが、クリス・ボッシュの辞退です。
元々昨季からのケガを引きずっていたボッシュは、大会不参加が噂されていました。
でもキャンプに出てきたので大丈夫なのかなあと思っていましたが、やっぱり大事をとることになったようです。
しかし、これでますます代表チームの台所事情は苦しくなりました。
PFとCを合わせてもビッグマンは、ドワイト・ハワード、アマレ・スタダマイアー、ボッシュ、そしてタイソン・チャンドラーの4人しかいませんでした。
しかもチャンドラーは数合わせ的な存在だっただけに、主力として見込んでいたボッシュが抜けるのは大きな痛手です。
実質的にインサイドは、ハワードとアマレの2人の肩にかかってしまったことになります。
そこでやむなく、ボッシュの代わりとなる補充メンバーを招集したのですが、それが誰だか予想つきますか?
ザック・ランドルフ?
エメカ・オカフォー?
ラシード・ウォーレス?(←ありえない)
レディース&ジェントルマン・・・・・・ニック・コリソンです。
ニック・コリソン?
確かに各世代の代表選手になってきた人ですが、コリソン?
他にいなかったんでしょうか・・・・
だんだん、「代表って何だろう?」という素朴な疑問が沸いてきました。
北京オリンピック本番では、マトモなメンバーが揃うことを期待します。
それと、代表チームの練習相手として、若手の選抜チームが招集されました。
メンバーはこんな顔触れです。
●アンドレ・イグオダーラ(シクサーズ)
●アル・ジェファーソン(ウルブズ)
●デビッド・リー(ニックス)
●チェニング・フライ(ブレイザーズ)
●デビン・ハリス(マブズ)
●ジェイソン・カポーノ(ラプターズ)
●ジェフ・グリーン(ソニックス)
●アーロン・ブルックス(ロケッツ)
ラマーカス・オルドリッジなど他にも数選手にお呼びがかかっていたようですが、ケガで辞退した選手もいたようです。
これまた、なかなか興味深いメンバーですよねえ~
この中から次期代表予備軍が誕生するんでしょうかね?
PGとして新人ブルックスが入っているのも気になりますが。
他にいないのかなあ?
あ、それと忘れてましたが、ボッシュの他にもカーク・ハインリックとシェーン・バティエがトレーニングキャンプを途中で辞退し、代表を離れました。
こちらはケガではなく、最終ロースターに残れない雰囲気を察して、早めに自分から抜けたということのようです。
去年のアリーナスみたいなパターンですね。

ボッシュ「俺抜けてもダイジョブかなあ~」

ハインリック「あ~あ、家でノンビリしてやるぜ」
★ウドカがスパーズ入り

アイミ・ウドカがスパーズに入りました。
まあ、これ自体はたいしたニュースじゃないです。
そもそも「ウドカって誰?」っていう話でしょうから・・・・
昨季はブレイザーズで先発SFを務めていたんですが、今オフFAになってスパーズと契約しました。
去年世界バスケを観戦した方なら、ナイジェリアの心臓だったということがわかると思います。
本来はディフェンス力と3ポイントが得意なSFですが、ナイジェリア代表ではPG兼エース役を務めていました。
思ったより多才なんですよね。
で、僕がお話ししたかったのは、去年ウドカがブレイザーズ入りした時のいきさつです。
その前年までウドカは、Dリーグでプレーしていました。
一昨季の終盤にニックスに拾われ、数試合プレーしましたが、翌シーズンの再契約をもらえるほどの結果は残せず、またサマーリーグやワークアウトに参加して一から契約を目指すというマイナーとNBAのボーダーライン生活が待っていました。
生まれも育ちも大学もポートランドだったウドカは、地元に戻ってトレーニングをしていました。
場所柄、ブレイザーズの選手たちと同じ施設で一緒に自主トレをしていたそうです。
しかし、実際なかなかウドカに契約をオファーするチームはなく、10月のチームキャンプが始まっても所属チームが決まらない状態が続いていました。
そんな時、ブレイザーズの選手たちがチームのフロントに進言したそうです。
「なんで彼をキャンプに呼ばないんだ?」と。
ウドカと一緒にトレーニングやピックアップゲームをした選手たちは、彼にその実力があることを肌で感じていたんですね。
でも実績もなく無名だったウドカは、各チームからずっと見過ごされてきたわけです。
普通、開幕ロースター入りする選手は、まず10月頭のキャンプロースターに入り、そこから削られていって、最終的に誰が残れるかというサバイバルレースの上で選ばれます。
でもウドカは、どのチームのキャンプロースターにも呼ばれなかったのに、ブレイザーズの選手の推薦で途中からキャンプに参加し、見事に勝ち残って開幕ロースターを射止めました。
しかも、いきなり開幕で先発にまで抜擢されました。
運命はどう転ぶのか、本当にわからないものです。
そうして幸運を手にしたウドカですが、今オフまた回り道がありました。
先発まで務めたブレイザーズから、再契約のオファーがなかったのです。
既にダリアス・マイルズがいるところに、サンズからジェームズ・ジョーンズをトレードし、同じくFAとなった若手のトラビス・アウトローと再契約を結んだため、SFが満席になってしまったのでした。
ただ、“捨てる神あれば拾う神あり”で、今度はスパーズに拾われました。
当面はブルース・ボウエンのバックアップとして起用されそうですが、年齢的にあと数年しかプレーできないであろうボウエンの後釜として、ペリミターのストッパー役を務めることを見込まれています。
つい1年前はどこのチームからも見向きもされなかった選手が、今や優勝チームの次期先発SFですからねえ~
本当に運命はどう転ぶかわかりません。

ナイジェリアの心臓から、NBAチャンピオンチームへ
★謎のクルマ・・・・?
ブレイザーズの話が出たついでに、ダリアス・マイルズの話題も一つ。
昨季ウドカが先発SFで出場できたのは、マイルズがヒザの故障で戦線離脱したためでした。
しばらくマイルズの姿を見てないなあ~と思っていましたが、しっかりリハビリでトレーニングはしているようです。
ただ・・・・そのトレーニング場に乗りつけたマイルズの愛車がスゴい。
思わず「何じゃゴリャ!」と言いたくなるようなシロモノです。
その写真がコレ。

車高たかっ! つーか、馬車?

なんかちょっとカマキリにも見えてきた

オドロオドロしい絵も描いてあるし・・・・
車のカスタマイズもいいけど、早くバスケできるようになってね~
サムさんは年老いてるし、この際若いお二人に
任せた方が面白そうですね。まあベテランは必要ですが...
それからブランドのケガは非常に残念ですが、
ジョシュ・パウエルのプレイタイム、見せ場が増える
ことはうれしいですね。
SGとSFで点は獲れますからC陣はリバンドをとにかく。
ネッツみたいにキッドがリバンドリーダーだったりしたら情けないですから。
スパーズはホント抜かりないです。
さすがにそろそろボーエンの出場時間を抑えるんでしょうかね。
いくら彼とは言えあの歳で30分以上出るのはちょっと。
ジョシュ・パウエルもポテンシャルの高い若手ですから、うまく化けると儲けもんですね。
放出してしまったクリス・ウィルコックスみたいな感じに育ってくれることを期待しています。
注目しましょう!
思い切ってデビッド・リーでも全然いいと思いますけどね。
リバウンドのスペシャリストということで。
ボウエンを30分、ウドカを20分って感じで割り振るんじゃないですかね。
年齢的なこともありますが、ボウエンがファールトラブルになった時の保険として心配も減ります。
スリーもありますし、まさに適材適所といったところでしょうね。
あの人間越えダンク!!
凄いですねぇ。
注目しますよ!
ウドカは、世界選手権で見ました。ほぼ通い詰めてたもんで(;^_^A
なかなか世界のトッププレイヤーを、いっぺんに生で観戦する機会はないですからね!
チームUSA、ビッグマン不足は深刻ですねぇ。
せめて、もう一人欲しいなぁ。
デュラントとコリソンは、落選みたいですが。
世界選手権はいろんな選手が見れて楽しかったですね。
NBA選手も各国に増えてきたのでレベルも上がってますし。
チームUSAのビッグマン不足は深刻ですね。
デュラントとコリソンの落選は規定路線でしょうが、なにかと心配な材料が多い代表チームです・・・・