NBA INS 'N' OUTS

かんたん解説 NBAなんでもとーく

世代交代

2007年06月03日 | '06-07 プレーオフ
ここ数年のイースタン勢力図は、ピストンズとヒートを中心に回っていました。 しかし昨年をピークに、ピストンズもヒートもその力にかげりが見え始めました。 ピストンズはチームの魂ベン・ウォーレスが去り、強固なディフェンスチームとしてのかつての姿はなくなりました。 ヒートもシャックに故障が目立ち、ウェイド頼みの層の薄いチームに成り下がっていました。 次代を担うキャブズやブルズといった若手チームは、その . . . 本文を読む

JORDANESQUE

2007年06月01日 | '06-07 プレーオフ
「This is Jordanesque(まるでジョーダンのようだ)」 これはTNTの解説をしていたダグ・コリンズの言葉だ。 コリンズは、フィル・ジャクソンの前にブルズでジョーダンのHCを務めていた人物。 ジョーダンとの親交は厚く、ジョーダンがウィザーズで現役復帰した時には、わざわざジョーダンが自分のHCにと指名したほどだ。 そのコリンズをして、「まるでジョーダンのようだ」と言わしめたのは、やは . . . 本文を読む

ファイナル4

2007年05月21日 | '06-07 プレーオフ
残念ながら、僕の中でのファイナルが終わってしまいました。 GAME6はホームに戻ったスパーズが、終始自分たちのペースで試合を進めていました。 前半は点差の上では互角でしたが、ロースコアの展開に持ち込むことでサンズの勢いを消すことができるので、試合全体のペースを握ることが点差以上に重要になります。 そうしてゲームを作った後で、見透かしたように後半に入ってギアを上げました。 ちょうどヨーロッパサッ . . . 本文を読む

“チープショット・ロブ”

2007年05月18日 | '06-07 プレーオフ
うーん、やっぱり負けてしまいました・・・・ サンズは予想を大きく上回る“善戦”をしましたが、最後は自力に勝るスパーズに寄り切られた格好です。 サンズはアマレの代わりにフロントコートのプレイヤーではなく、バルボサを入れて、スモールラインナップをさらに小さくしてきました。 まあ、それ以外の選択肢がなかったというのが正直なところでしょうけど・・・・ ただそのバルボサが不発でした。 マリオン、トーマス . . . 本文を読む

カチコチアタマ

2007年05月17日 | '06-07 プレーオフ
以前にも書いたように、スパーズ×サンズのシリーズは、事実上のファイナルと言っても過言ではない戦いである。 マブズが消えた今となっては、なおさらそうであろう。 しかし、その大事な戦いの結果が、選手たちのプレーではなく、リーグのお偉方の手によって左右されてしまったらどうだろうか? バスケットボールの勝敗が、バスケットボール以外の理由で決められてしまう。 もしそんなことになれば、リーグは自らの手で自ら . . . 本文を読む

バロン祭

2007年05月13日 | '06-07 プレーオフ
いやあ~、ウォリアーズのゲームはいつ見ても楽しませてくれますねぇ~ スパーズ×サンズのシリーズも目が離せませんが、このウォリアーズ×ジャズも違った意味で目が離せません。 前者が“事実上のファイナル”なら、後者は“エンターテイニング・シリーズ”。 ちょっと目を離すとおもしろい場面を見逃してしまいそうです。 アウェイの2戦を惜しくも接戦で落としたウォリアーズは、熱狂的な黄色が埋め尽くす世界、地元ベ . . . 本文を読む

Virtual Final

2007年05月09日 | '06-07 プレーオフ
プレーオフが始まる前、「今年はどこが優勝すると思う?」という問いにはこう答えていました。 「サンズ×スパーズの勝者だろうね」 マブズは67勝しましたが、4月は6勝4敗とシーズン終盤にやや失速。 逆にスパーズは、オールスター以降の勝率でリーグトップを走り、しっかり帳尻を合わせてきていました。 というわけで、僕の中ではまず“スパーズ>マブズ”となります。 サンズはマブズには相性がいいんですが、ス . . . 本文を読む

Warrior Attack !!!

2007年04月29日 | '06-07 プレーオフ
いやあ~、マブズとウォリアーズのシリーズはすごいことになってますねえ~。 ホームに帰ってきたGAME3は、13年間も首を長ぁ~くしてプレーオフを待ちわびていたファンたちの熱い想いが爆発。 “WE BELIEVE”と記されたお揃いの黄色いTシャツを着た地元ファンは、怒涛のような声援で会場を包む。 そんなファンの熱狂的な後押しもあって、勢いに乗ったウォリアーズは終始20点差をつけて快勝し、GAME1 . . . 本文を読む

Series of Upsets―アップセット天国

2007年04月24日 | '06-07 プレーオフ
いやあ、やっぱりプレーオフですねえ~ さすがにどこも一筋縄ではいかないようです。 1回戦の全8カードで上位シードが順当に勝ったのは、ピストンズとサンズのたった2つのみ。 東西両カンファレンスで、4カード中3カードでアップセットが起こっていることになります。 シードって何なんでしょうねえ・・・・ 前回のブログでは、現実的にアップセットが起こりそうな対戦カードについて触れましたが、ここは固いだろ . . . 本文を読む

あぁ無情~レ・シカゴブル

2007年04月22日 | '06-07 プレーオフ
スイマセン・・・・タイトルで遊んでしまいました。。 でもまあ、それぐらいブルズの転落はかわいそうな出来事でした。 最後の最後まで守ってきた第2シードの座を、たった1日で、しかも最終日の1戦だけでひっくり返されてしまうとは・・・・ 今年の第2シードと第5シードは、天国と地獄です。 第2シードは、1回戦がアリーナスとバトラーがいない飛車角落ちのウィザーズ。 で、2回戦も経験のないラプターズか、成 . . . 本文を読む