【1行解説】-キネシオテーピングを簡単にいうと…-
体表面に伸縮性のテープを貼ることで、身体の機能を回復させ、自然治癒力を促進させるテープ療法。
【歴史】-キネシオテーピングはこうして生まれました-
キネシオテープが開発されるまでは、テーピングと言えば、骨折や脱臼を起こした部位を動かなくするための固定テーピングだった。固定テーピングの意義や有用性は今も変わっていないが、治療院を訪れる患者の最も多い主訴である腰痛、肩こりなどは、骨折や脱臼によって引き起こされることは稀で、多くの場合、筋肉のアンバランスによる姿勢の歪みが原因で起こる。その腰痛、肩こりに対して固定テーピングを行うと、関節の運動が制限されるだけでなく、圧迫固定によって毛細血管、毛細リンパ管を流れる体液のスムーズな流れが阻害され、その結果、筋肉のアンバランスを更に悪化させてしまう、という問題があった。
加瀬建造は、そんな従来の巻き付け、固定するテーピングから発想を180度転換し、巻き付けない(=体表面に貼る)、固定しない(=伸び縮みし、むしろ体の動きをサポートする)テーピングを考案した。それがキネシオテーピングである。
【働き(効果・効能)】-キネシオテーピングにはこんな働きがあります-
キネシオテーピングが体に与える刺激は次の3つに集約できる。
a.接着、つまりテープが皮膚に密着していることで、持続的に刺激が人体に与えられる。
b.被覆、つまりテープが局部を覆い隠すことで外部環境から切り離し、「障害箇所がここにある」という感覚器からに刺激を脳に伝える。
c.伸縮、つまりテープそのものが皮膚や筋肉と同じ割合で伸び縮みすることで、人体の運動をサポートする。
これら3つの刺激によって、キネシオテーピングは障害を持った人体に対して以下の4つの効果をもたらす。
(1) 神経の乱れを元に戻し、筋肉が本来持っている機能を回復させる(主にaの効果)。
(2) 血液やリンパの循環を改善し、障害部位から痛みや違和感を取り去る(主にbの効果)。
(3) テープの伸縮性によって皮膚や筋肉を刺激し、痛みを和らげる(主にcの効果)。
(4) 筋肉に沿って貼ることで筋膜を調整する、あるいはテープの牽引力を利用して関節のズレを改善する(a~cの効果)。
キネシオテーピングで重要なのは、その効果がテープに塗布された薬や金属などによるものではなく、あくまで皮膚に貼るテープの伸縮性それ自体にある、という点であり、それが他のテーピング法との大きな違いである。
http://www.sheport.co.jp/relax-station/dictionary/taping.html
という訳で、今までただのテーピングとキネシオテーピングの違いを知らずに行っていたのですが効果的な貼り方をしっかり確認して行うつもりです。
今日はコピペでとっても楽でした。