昨日は以前からやりたかった三重県縦断走

を呼びかけに応じてくれたあかつきさん・な~さんと27日の夜に四日市を出発して、途中チョットしたハプニングは有ったものの唯一の三重県縦断走完走者


みやびさんとも無事に紀伊長島で合流

(21時5分)・・・新宮方面からの列車が9分遅れとのことで紀勢本線は単線なので当然ながら新宮行きも予定より9分遅れでの合流でしたが・・・新宮着は22時42分の予定と言うことでタップリ時間はあり、乗客は我々以外は数名・・・4人で2ブロックの座席を占拠して、新宮到着時点で着替えは全員完了、下車後しばらくは

こんな写真を撮ったり、トイレを済ませたりしながら22時50分過ぎにはスタートしました。
まずは拝観できないことは承知で右折ポイントを直進して縦断走のゴール地点速玉大社へ・・・1人では入れないと言いながらとりあえず入り込めるところまで入り込んでコースに戻りました。
ぶれてて見難いですが

三重県突入です・・・寄り道しなければ駅から1kほどですけど・・・。
しばらくはほぼ5kくらいの間隔でが有るので、補給の心配は有りませんが道路状況・・・歩道の設定はあっても側溝の蓋が有ったりで走るのには注意が必要・・・実際に熊野を出るまでの24kで何度転びそうになったか・・・一人も転倒しませんでしたが安心して走れる路面状況では無かったです。
七里御浜手前から予定外の・・・翌日のことを思えばこの時点のは雨といえない程度のものだったのですけど・・・
R311に入ったら水分の補給以外は無理なので熊野市内で食料の補給を予定・・・R311とR42の分岐近くにサーKがあるはずなので補給ポイントとして予定していましたが少し手前に「オークワ」が24時間営業・・・当然お値打ちなこちらに全員一致で・・・レジの愛想は論外だったけれど、安さでカバーですね。
この時点で経過時間はほぼ3時間50分・・・スタートでの寄り道分を考えればほぼ設定通りに来ています。
鬼ケ城へ抜ける時に人道トンネルへ入る道を間違えて車道を通り、いよいよR311へ進入です。集落を抜けるといきなり・・・


こんなのがぞろぞろ出てきそうな雰囲気・・・呼びかけたときに1人の場合は熊野で時間調整して明るくなってからR311へ・・・と書いていましたが、正解でした。
物音に怯えながらもおっさんが4人・・・出てくる方も、面白みがないだろうし・・・R42と比べると全く


が通らず、数えるほどの出会った車・・・ドライバーはビックリというより怖かったでしょうね・・・追い抜くほうは前方に反射板のピッカリや自照式の赤いピカピカ・・・すれ違う方はゆらゆら揺れる4つの灯り・・・人が走っているなんて思いもよらないでしょうから・・・
暗い間は時々ぱらつく程度、紀勢本線の駅がある集落をそれぞれチェック地点にしていて通過時間はおおむね予定の時間より5~10分程度の遅れ・・・二木島で、熊野発4時48分の始発列車(二木島は5時過ぎ)が通過する踏み切りの警報が遥か下方の集落から聞こえていました。
二木島から賀田までは12kほど、途中の楯ケ崎手前くらいから照明が不要になり、距離的にも40kを越えるので展望台で大休止

・・・それぞれ食事をしたり、夜間走行の装備を片付け、この時点ではゴールと予定していた紀伊長島を目指します。
展望台をでるときに「雨が降らないと良いのだけれど・・・」と言っていたみんなの希望は見事に打ち砕かれ
(*_*)な

・・・この区間はR311で集落の無い最長区間12k・・・最悪です。・・・後から考えれば、晴れるよりは涼しくてよかったのですけれど・・・。
須野集落から賀田へはトンネルが3連発・・・最初のトンネルを抜けたところで尾鷲市に入ります。
次のトンネルの入口にはガスが立ち込めており、3つ目を抜けたところで
結構ここではそれぞれがペースアップです。
賀田の集落へもほぼ10分ほどの遅れ、話好きなおっちゃんの相手をしながらそれぞれ自販機で水分補給・・・
三重県第3位の巨木です(ぶれてて判りにくい)
7時を廻っているからチョットしたお店が開いているかも・・・とのみやびさんの言葉を頼りに進みますが・・・ガラス戸に「28日臨時休業」の張り紙・・・残念でした。
次の三木里では予定通りなら列車に乗ることが可能な時間に到着可能・・・駅まで500mほどの分岐に自販機があり、腰を下ろして、この先をどうするか相談です・・・な~さんとあかつきさんがチョット足に不具合が生じていて・・・みやびさんは止めるなんて気持ちは無いでしょうが、私はどちらでもよいという気持ち「多数決なら、ここで終わりに賛成するよ」と言いましたが、時間は8時・・・次のポイント九鬼まで10k有りますが、時間が余り過ぎるとのことで全員が一致、九鬼まで全部歩いても次の列車に十分間に合うので余裕で進みます。とりあえず紀伊長島は断念してゴールを熊野古道温泉に決定、ただし九鬼で再検討ということにして進みます。ここまで58kほぼ9時間です。
コーラとバームクーヘンを食べた影響?我慢できないことも無いけれど三木里の海水浴場には綺麗なトイレ(残念ながら和式)があるので皆さんには先に行ってもらって・・・日差しもでてきていたので帽子を準備して追いかけますが・・・全く皆さんの後姿は見えません・・・仕方が無いので上りも全部走って追いかけます・・・結局15分くらい追いかけてやっと追いつきましたが、とウイラン規格でも「坂」に分類されるレベルの上り・・・しばらく息が上がっていました。
この区間、あかつきさんは先ほどの言葉とは裏腹に快調・・・な~さんがチョット離れて苦しそうですが、九鬼集落の入口で3人で待っていてどうするかを確認・・・ハイドレーションを装備しているので自販機に寄らずそのまま行くと言って、自販機給水組みと分かれます。
自販機への寄り道・・・往復500mくらいでしょうか・・・3人でな~さんを追いかけますが九鬼の駅裏を過ぎるとトンネルまでずっと上り、上りにかかって集落を見下ろす形になり「九鬼水軍」で有名な場所だよなぁ~・・・末裔が住んでいるのかな?・・・なんてことを思いながら先行するな~さんを追いかけ、追い抜くときにな~さんから熊野古道センターへのルート確認が有りそれに答えますが、追い抜くのが精一杯・・・しばらく我慢して走り続けますが、抜いた安心感から気力が続かず歩き始めます。
しばらくして振り返るとみやびさんが

続けています・・・抵抗する気力も無く、あっさりと抜かれて、だんだんと後姿が遠のいて行きます。九十九を繰り返すうちに全く姿が見えなくなり途中の景色の良いポイントで
厚い雲の合間から強烈な日差しが・・・このポイントを過ぎるとどちらを見ても山の中でした。トンネルの少し手前から傾斜が緩くなっており走り始めましたが入口まで30分少々でした。
事前情報では2.3kのトンネル・・・入口を入って直ぐにびっくりすることが・・・出口が見えてますと思っても途中にある出口までの距離表示・・・足し算をすれば全て2・3kありました。
15分ほどかけてトンネルを抜けるとすっかりリラックスしたみやびさんが待っていてくれました。2~3言 言葉を交わして給水して出口を見るとな~さんの姿・・・九鬼での様子ではあかつきさんが先に来ると思っていたのと時間差が無かったことにビックリ・・・ゴールが近いということでな~さん復活です。
分岐で待っていてもらうことにしてな~さんは先行、あかつきさんを待つ間に尾鷲市街
中央に小さく見える赤い姿はな~さんです。
あかつきさんがかなり辛そうですが、時間的には十分余裕が・・・温泉では2時間ほどゆっくり出来ると踏んで、歩いて坂を下ります・・・な~さんが写っているポイントから少し行くとウイラン規格でも「きつい坂」に分類される勾配・・・踏ん張って歩かないと転がり落ちそうな勾配です。さすがは熊野古道有数の難所八鬼山(やきやま)です。
下りきってバス路線に出れば後はひたすら熊野古道センターを目指すだけ・・・熊野古道にも詳しいみやびさんに「はちおにやま・・・なんて字から、右を見ても左を見ても鬼だらけ・・・という難所なんでしょうね」などとくだらないことを喋りかけながら進む先にな~さんの姿・・・自販機で休憩中です・・・近づくとすでにの缶が右手に・・・3人はアルコール抜きの炭酸系飲料で給水・・・ゴールはあと少しです。
12時台に尾鷲を出ることをあきらめ次の列車にしたものの接続が判らないので途中のバス停でダイヤを確認しながら進んだことで、100円節約できました(詳しくは後ほど)。
結局11時20分過ぎにお風呂

に到着トータル80kでした。乗る列車は尾鷲発が14時22分なので2時間ほど・・・食事&移動時間を考えても十分にゆっくり出来ます。しかしまずはダイヤの確認です・・・乗る予定の列車

は紀伊長島まで・・・接続がありません。特急を使う以外は2時間近く待たないと・・・
とりあえずは風呂で汗を流して・・・ということにして脱衣場へ・・・ほぼ貸し切り状態なのでゆっくりと全員が荷物を整理してから入浴です。
この温泉の売りは「海洋深層水」・・・酸性とアルカリ性の浴槽が・・・効能を見ると「美肌効果」・・・順番は酸性→アルカリ性です。全員効用を信じてその通りに入浴です・・・料金は600円・・・水風呂がないのだけが残念です。ロビーで売っている

・・・私のロング走後の定番ですが、皆さんにも好評でした・・・280円で美味しかったですよ。
帰りの足をどうするかが決まらないままとりあえず昼食を・・・と思って古道センターの様子を見に行きますが・・・12時20分・・・考えるほうがバカでした・・・とんでもない行列・・・帰りの足に制約がある私たちには、何時になったら食べられるか判らない状態では諦めるしかありません。
仕方が無いので尾鷲に出て昼食に決定、12時56分のバスに乗ります・・・時刻表で料金を確認すると一つ先のバス停からなら200円・・・ここからは300円・・・記憶では200mほどしか離れていないはず・・・無駄な金を使いたくないので皆さんをお誘いして次のバス停まで歩きます。
帰りの足として松阪までの南紀特急バスも選択肢に入れて検討しますが尾鷲駅前には停車しないので止まるバス停を捜しながら市内をウロウロ・・・昼食を食べに入った台湾料理店で落ち着いてな~さんにネットで調べてもらったら松阪まで3時間もかかることが判って帰りの足候補から脱落、最終的に紀伊長島まで行ってみやびさんとそこでお別れ、私達はここから松阪まで南紀84号に乗ることにしました。
から
これで
ここまで来ましたが、時刻表は虫食いだらけ
駅前にも店は何も無く、時間つぶしが出来ない状態ですね。
みやびさんと別れてからはホームのベンチで仮眠を取ったりしながら時間を潰し、今シーズン最後の臨時特急南紀84号で松阪です。
自由席は1号車・・・先頭車です
特急料金の元を取るのに
途中で判りにくいですが
こちらのお宅をいつもとは違う方向から拝見しました。
ひさびさに乗ったJRの在来線特急・・・記念に
高いけれど、普通列車の半分の時間・・・この地域の方々には選択肢が無い状態で特急を使わなければならない・・・何となく考えさせられます。
松阪からは近鉄・・・1ブロックを占拠して乗りますが、四日市に近づくにつれて乗客の姿がお祭りモード・・・四日市の花火大会です。
これで今シーズン「やるよ」と言ってプランアップしたコースは串かつ以外ほぼ制覇・・・近々あかつきさんからアップ予定で~す

。
それにしても3人の方に一緒に行ってもらってよかったです・・・真っ暗な中でのR311・・・知らずに踏み込んでいたら途中で尻尾を巻いて戻っちゃってますね。
参加の皆さんお疲れ様でした&ありがとうございました。
多分続きは・・・自分からは言い出さないと思います。誘われたら判らないけど・・・。