今回の仮住まい生活に当たっておかしいと感じたことが振込手数料をこちらが負担するってこと、現役時代はちょうど現金取引から振り込み支払いへの転換期、使い込みなどの犯罪防止・多額の現金を持ち歩くことのリスクを低減するってことが主目的でした。当時から現金取引だと一定の金額以上が収入印紙が必要で、この印紙代は領収書を発行する側が負担と決められてました。その後、私は営業の現場を離れ、かなり早い段階でおサイフケータイやクレジットカード支払い主体の生活に切り替えていたことも有って収入印紙が必要な消費行動と縁が無くなってました。
ところが今回は借家の家賃、新居の代金やその他工事費、引っ越し費用も含めてすべてが振込、いずれも渡される用紙には消費者側が手数料負担って書いて有って、最初のうちはおかしいなと思いつつ言われるままでしたが、残り僅かな振り込み機会の段に至って、再度やっぱりこちらが振込手数料を負担するっておかしいって考えに至ってこのブログです。
キャッシュレス決済に変わった理由は、多くの会社が冒頭に書いたような理由が主だったはずで当然ながら、印紙代に変わる振込手数料も受け取る側が負担するのが当たり前でした。もちろん正常取引に関してって注釈は付きます。決済日に残高不足で決済できなかった場合は消費者側の手落ちですから当然振り込み手数料も支払い側の負担、ところが今の時代は受け取る側にとって冒頭のリスクが無くなっているにもかかわらず、その手数料迄支払い側に求めるって<`ヘ´>
双方の手間の問題として考えると一番わかりやすいと思いますが、支払う方はタンス貯金で多額の現金が常に手元に有るって人を除いて、必要額を金融機関等で工面して支払うって手間がかかります。振り込みの場合もオンライン決済口座を持っていなければATMもしくは窓口で手続きが必要で、金融機関等へ出向かねばならないって手間は同じです。翻って受け取る側は冒頭のリスク管理がほぼ必要なくなるってメリットの他に、同時決済以外だと集金の手間が必要で金額に応じた収入印紙も受け取る側負担で必要ってコスト面の削減(細かい税務処理は省きます)もされてます。
と言うように受け取る側にはいくつものメリットが有りながらさらに振込手数料負担も支払い側に押し付けるっておかしいと思いません?今回戻りの引っ越し作業に関してこの点をぶつけたら、営業マンもそれなりにベテランで受け取る側が負担していた時代も承知してました。形の上で手数料負担は何とかしてください、その代わりにそれ以上の値引き対応をさせてもらいますってことで、借家に移った時とほぼ同じ荷物量ですが支払い額は大幅に減額してもらったのでそれ以上その営業マンを困らせても仕方ないので当方の振込手数料負担って形で振り込みました。
全く話題が変わって、当地方も凄く降ったなって感じはしてましたが、走りに出かけて海蔵川&三滝川ともに通常より若干多い程度にまで水が引いていて拍子抜け、うるさいくらいにテレビを始めとするメディアが雨への警戒を訴えていましたがそれでも人的被害が発生、週末って条件も悪い方に作用したかもしれませんが、テレビで流れた立ち往生している車が見えているのにそこへ入って行って同じく立ち往生した車には(@_@。自分だけは大丈夫っておかしな自信が有ったのでしょうか? 自分本位の嫌な世の中がこんなとこにも垣間見えました。